2025年1月25日 土曜日
「帽子、被って〜」の一言で帽子を被る子どもたち。月齢の大きい子たちは帽子の向きが反対になろうが気にすることなく自分で被ります。月齢の低い子たちは保育教諭に手伝ってもらって被ったり頭にのせたりしています。ついこの間まではみんな帽子を持ってきて“してね”とアピールしていたのに、日々の積み重ねで自分でやろうとするようになりました。ほんの小さな成長でも見られると保育教諭はとっても嬉しくなります。
そして、テラスに出るとブランコに乗りたくて順番待ちをしていました。始めの頃は、乗りたい気持ちが強く我先にとブランコの前に立って代わってもらおうとしていましたが、そこに椅子などを出すとみんな座って順番待ちができるようになりました。
一方テラスで遊んでいる子たちに目を向けると走ってくるAくんをBちゃんが手を広げて受けとめていました。今までは保育教諭が走ってくる子どもたちを受けとめていましたが、遊んでいる中で保育教諭の動きをしっかり見て子どもなりに考えて子どもと先生役に別れて遊びが成立している姿に微笑ましくなりました。
またこの日は園庭でも遊びました。ビックボスに挑戦している友達を見て真似て登ろうとしていたCちゃん。Cちゃんは今までビックボスに挑戦したことがなく初めてのビックボスデビューです。クライミング側から登ろうとしますが、どこに手や足を置いていいか分からず保育教諭の手を借りたり掛け声をかけてもらったりして登ることができました。Cちゃんの姿を見てDくんEちゃんたちもビックボスに挑戦していました。こうして幼児たちは興味を持つと、見て・真似て挑戦して自分の力で多くのことをクリアしているのだと感心しました。幼児にとって初めて目にすること、周りで起こることは全て学習の対象になるのだと身を引きしめる気持ちになりました。