幼稚園の日記(ブログ)

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  2024年12月28日 土曜日

今年も残すところ、あとわずかとなりました。年末に近づくにつれ、気温は下がり、日に日に寒くなり、師走を感じますが、その日の気温や様子を見ながら、室内やテラスで遊んでいるもも組です。また、日差しがあり、暖かい日は外遊びも楽しんでいます。

室内遊びでは、室内用のカートと共に、先日園長が購入してきた動物の可愛いい椅子が大人気です!!椅子のはずですが背もたれの後側が顔になっているので、子ども達は反対向きに乗って、まるでカートのように上手に床を滑らせて楽しんでいます。教わったように「か~し~て~」と交代の声をかけても、なかなか首を縦には振ってくれず、聞こえているだろうけど全く目も合わすことなく、聞こえないふり!!その子なりに知恵を使って「まだ交代したくないよ!」という無言のアピール??それ程、気に入っているようです。

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また別の日も、動物椅子に乗れたけど、ままごともしたいKくんとHちゃんIちゃんは、椅子に座ったままで、そっとままごとに手を伸ばしていました。少しでも椅子から離れてしまうと、取られる事を分かっています(笑)兄弟のいない子もここで思いが通らないことや、ゆずりあう事、仲良くする事などを学習しています。

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ままごと遊びでも、みんな集まるところでお皿に食材を入れていると、横から手が伸びてきて、取られるということをMくん、Mちゃん、Hちゃんは分かっているのか??自分でお皿に食材を入れると、ままごとコーナーから離れて、お部屋の隅まで運んで、誰にも邪魔されることなく落ち着いてパチンと手を合わせて「いただきます」をしていました。色々と生活の中で学び、どうすればいいのかと、子どもなりに考えての行動なんだと、感心しました。

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まだ、食べることが好きなSちゃんは、ままごとコーナーに参加して、1つ食材をお皿に入れると、自然とパチンと手を合わせて「いただきます」をしていました!そしてその後ろで、こちらも食べるの大好きFちゃんが、その様子を見て、目の前に何もないのに、手を合わせて「いただきます」をいていました。一緒に遊んでいるわけではないのですが、同じようなことを真似して遊ぶ2人の姿はとても可愛くて、ほっこりしました。この時期の幼児にとって、他の子を真似ての一人遊び(平行遊び)がとても大事なのです。

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テラスでは、ポカポカ暖かい日に、ジャングルジムやすべり台、ブランコなどをして身体を動かして遊んでいます。テラスに行くと、もも組の日課になっているのが、木彫りのふくろうの置物への挨拶です。誰が何を言ったわけではないですが、1人がふくろうの頭を「よしよし」しにいくと、自然と子ども達が集まるようになり、3つあるふくろうは、瞬く間に人気者(!?)になりました。テラスに行くと、まずはふくろうへの挨拶は、習慣になっているもも組です。

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このように、共に生活したり、個々の遊びを通して、身につく動き、考えて行動することなどの知恵は、友だちとのやりとりが言葉でうまく伝えられないので、手が出るなどのトラブルを繰り返しながら身についていくもの。そのような相手があってこそ気付き学んでいく経験や体験を大切に、その中で学びながら成長していけるよう見守ったり、必要に応じて援助したりしていきたいと思いました。

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