2024年12月19日 木曜日
年長児が火曜日にもち米洗いをしている時からおもちつきを楽しみにしていた子ども達。朝バス登園の子達は、幼稚園が近くなり園庭が見えてくると、「あれ?今日は遊んでない…。あっ!おもちつきの準備してる!」と大興奮。かまどが並んでいてそこから煙がモクモク出ているのも子ども達は嬉しかったようで「早く準備しないと!」と走って部屋に入って行きました。
教師達が準備しているうちにまず1うす目のおもちがつきあがり、まず1番に鏡もちを作ります。1うすで鏡もちの上下を作ります。園長が下準備をして続きを教師に教えて引き継ぎます。すると、自分の担任の先生が鏡もちを作っている姿を見た子ども達は、嬉しそうな顔で応援し始めると担任の教師も嬉しくなって更に力が入ります。又一方では、男性職員やお手伝いに来て下さったレインボーファームのおじさん、もち米を育てて頂いた学さん。そして、業者さん達が6つのうすで並んでつき始めると「よいしょ!よいしょ!」と手を叩きながら応援していました。年少児は2階のテラスから見ていましたが、「なんかおもちのいいにおいがしてきた!」と鼻の前で手であおぎながら美味しいにおいをかいでいました。そしてお兄ちゃん、お姉ちゃんがしているのを上から見ながら「まだかな。」と自分達の順番が来るのを待っていました。
一方では、教師がいもあんを丸めて準備をしていると、窓から子ども達が真似て手の平をコロコロしていました。自分も作っている気分になっている子ども達がとても可愛いかったです。
また、蒸したもち米の試食も美味しかったようで、口に入れると「甘い!」噛んでいると「おもちになった!」と言って喜んで食べていました。おもちになる前のもち米を食べる機会もなかなかないので良い経験になったと思います。
今回のおもちはなんと、子ども達が掘ったさつまいもを使ったいももちといもあんのおもちが初登場しました!いもあんの入ったおもちを作っている時は園長の指導のもと、まるで和菓子教室のようになっていて不思議な空間が広がっていました。賢い年長児は、園長の近くにいると良いことがあることが分かっており、すぐに園長の隣を陣取っていました。早速丸めたおもちの味をさせてもらった友達を見て、「いいなあ」と言っていたきりん組のS君。そんなS君も味見をもらえて満足そうにしていました。
おもちつきをしたことがない子ども達は、きねが重たいのとおもちがねばねばしていることにびっくりしていました。たんぽぽ組のᒍ君は、家でついたことがあったようで嬉しそうにおもちをついていました。すみれ組のT君は、おもちがきねにくっついて離れなかったことが面白かったようで「重たい~」「おもちくっついてる~」とクラケラ笑いながらきねを握っていました。おもちをお弁当箱につめてお土産にして、そして給食をお雑煮にして食べた子ども達は大満足で、バスで帰っている時もおもちつきの話でもちきりでした。ひまわり組の〇君は、自分の手の平のにおいをかいで「おもちのにおいがする!見て!」と嬉しそうに見せてくれました。園長手作りのあんこも子ども達は大喜びで「全部食べた!」と言っていました。
今日の子ども達のお弁当箱にはお土産のおもちが入っています♪お家で子ども達の自慢話を楽しみながら味わって頂ければと思います。いよいよ明日は2学期終園式です。子ども達と2学期の楽しかったことを思い出しながら今年を終わりたいと思います!