2024年12月12日 木曜日
園庭で,年中児が鉄棒で逆上がりをしていたので行ってみると、一番高い鉄棒にいたひつじ組のSちゃんが「先生見てて」と言って、クルンと上手にまわっていました。「Sちゃん上手にまわれるんやね」と声をかけると、そばで見ていたYちゃんは「私もできるんよ!」と前まわりをして見せてくれました。また、Kちゃんは「まだ出来んけどみてて!」と逆上がりを見せてくれました。しばらくすると、Hちゃんが鉄棒の近くに来たのですが何やら表情が優れないので「どうしたの?鉄棒する?」と声をかけると、「鉄棒したいけどまわれんのよ・・・」と言いました。「何度も練習してたらすぐにできるようになるよ」とはげますと「じゃあしてみる」とちょっぴり笑顔になり練習をし始めました。Hちゃんの練習を見ていたKちゃんが「もっと足を早くあげたらいいんよ!」と声をかけるとHちゃんは、教えてもらったように試してみましたがうまくいきません。「全然できんやん」と言うと「違う!もっとびゅんって足をするんよ!!」と力のこもった声をかけてもらいました。すると、足を早く上げることを意識して練習をし始め、だんだんとコツをつかみついにクルンと廻れるようになっていました。「すごーい!逆上がりできるようになったやん!!」と声をかけるとちょっぴり恥ずかしそうにしながら「できた」と喜んでいました。
たんぽぽ青組は、昨日クリスマスの袋作りをしてたり、部屋やホールに飾る絵や輪飾りを作ったりしました。友達が輪飾りを作っている様子を見ていたAくんが「先生、Aちゃんも一緒にする」と言ってきたので作り方を教えると、「のりをちょんちょん。トンネル入ってクルン」と教師がAくんに教えたように歌いリズムに合わせて繰り返し言いながら輪飾りを作っていきました。後から来た友達にも「のりはちょんちょんよー。のりいっぱいはだめよー」と教えていました。
絵や輪飾りを作り終え、ホールに飾りつけに行き、3階の廊下に上がると窓にカーテンがしてあり暗くなっていました。子どもたちは「まっくらー」「こわいね」などと初めは言っていたのですが、カーテンに飾りつけられていた靴下を見つけたYくんが駆け寄り中を覗き、手を入れて「プレゼントないよー」と言うと子どもたちは、靴下を叩いて確認したり他の靴下の中を覗いたりしていました。ホールに入ると、他の子どもたちが作った飾りが付けてあるのを見て「わー綺麗」と目を輝かせて見ていました。入口の正面にサンタクロースが飾ってあることに気がついた子どもたちは「サンタさーん」と駆け寄って見ていました。自分で描いた絵をカーテンに貼り終えるとNちゃんが「とってもきれいになったね先生。明日楽しみだね!」と明日のお楽しみ会を楽しみにしていました。