2024年12月7日 土曜日
もも組では、12月から新しい友達が増え、今まで以上に賑やかになりました。もも組の子ども達は、最近いろいろな事が分かり始め、自分より小さいお友達が分かるようになりました。まだまだトラブルはありますが、自分の持っている物を貸してあげたり、泣いている子がいると顔を覗き込んで見たり、頭をよしよししてあげたり、驚かされる事がたくさんあります。又、友達と取り合いをしていると思うと、次の瞬間にはもう仲良く声を出して笑いながら遊んでいます。大人には分からない子どもの世界に毎日とっても楽しくなります。そんなもも組の子ども達は、片付けがとても上手になりました。時間はかかりますが、1つずつ遠くのおもちゃを運んで来て手渡してくれます。落ちているおもちゃを一生懸命探している姿は、すっかり小さなお兄さん、お姉さんです。毎日いろんな発見があり、笑いが絶えないもも組です。
12月6日に保育園のお楽しみ会がありました。もも組の子ども達へ「行くよ〜」と声を掛けるとすぐに嬉しそうに後ろを付いて来たので、階段大丈夫かな?と振り返って見ると、子ども達はハイハイで楽しそうに登っていました。そして、会議室へ行くと、何が始まるんだろう?とキョロキョロソワソワしていました。最初にみんなが大好きな「からだダンダン」を踊りました。音楽が始まると体が勝手に動く様で、大喜びで踊っていました。保育教諭が手遊びをしていると、年長さんのちびっこサンタが来てくれました。子ども達はちびっこサンタを見てマネをして楽しんでいました。そして、ちびっこサンタの出し物になると、たくさんのサンタさんが次々出て来ると、泣いていた子もピタッとやめてちびっこサンタにくぎ付けになっていました。とっても可愛い「赤鼻のトナカイ」と「アンパンマン」の手遊びは、途中で子ども達に鈴を持たせてもらい、たくさん鳴らしてみんなで楽しんでいました。体を揺らしたり、手を叩いたりしてみんな自分なりの楽しみ方でノリノリでした。とっても可愛いちびっこサンタに子ども達は大喜びでした。最後に「ありがとう‼︎」とちびっこサンタに手を振ってバイバイをしました。保育教諭の出し物は「3びきの子ぶた」のペープサートをしました。実は前日までただ絵を描いた物を動かしていただけだったのですが、古森先生に「わら、木は幼稚園にあるよ。子ども達が分かるには本物の素材を見せてあげたらいいよ。それが三葉っ子の第一歩だよ。」とアドバイスしていただき、何なら「子ども達と一緒に作ってみてもいいよ。」と言っていただきました。「三葉っ子の第一歩」本物に触ってみる事はとても大事だと感じました。そして本番‼︎少し不安だったのですが、子ども達はオオカミが出てくると「だめ!」もも組の子ども達は「めっ!」と言いながら参加しながら楽しく見ていました。木の家と磁石ブロックの家は子ども達も一緒に参加する事にしました。どうなるかな?と思っていましたが、たくさんの子が僕が!私が!と次々と出て来てくれました。木も上手にペタペタ?トントン?くっ付けてくれて、上手な木のお家が完成しました。オオカミに飛ばされてしまうと「あーあ。」と少し残念そうな子ども達でしたが、次の磁石ブロックの家ではまたたくさんの子ども達が出て来てくれて一緒に作りました。磁石ブロックの家は飛ばされないと「やったー!」と大喜びの子ども達。れもん組の子に「だめよ。」「食べないで。」と言われてトボトボお家に帰って行くオオカミに「バイバーイ」と手を振っていた子ども達でした。初めて子ども達が参加して、素材に触れながらしたのですが、子ども達は大喜びでした。これでひよこ組の子ども達は三葉っ子への第一歩を経験できました。本物に触れる事の大切さを感じる事が出来、私達も子ども達と一緒に成長出来たのかなと感じます。最後に古森先生が、サンタさんの人形にプレゼントを持たせてくれて、「お利口さんにしていた子にはサンタさんがプレゼント持って来てくれたんだって!」と子ども達に言ってくれると、子ども達の目がキラキラ輝き始めました。「いい子にしてた人〜?」と言うと元気に「は〜い!!」とたくさんの手が上がりました。ドキドキワクワクのお楽しみ会でしたが、子ども達の笑顔いっぱいの会になりました。“サンタさん“が分からない子もたくさんいるのですが、今日の事で少しは分かる様になって夢が大きくなるといいなと思いました。