2011年10月12日 水曜日
今日、戸外では、かけっこが人気でチームをつくって教師も加わって競走する姿がみられました。教師が後ろから走り、子ども達を追いかけると子ども達も抜かれるものかと必死に走ります。その様子を見た周囲の子ども達の「先生、頑張れ!!!」と一生懸命声援を送る姿を見て、とてもいいなと思いました。
今日は、昨日に引き続いて青コースの運動会の総練習を行いました。年少児のタイヤ引きでは、教師が言わなくても走ってくる友達を見て自分でスタート位置について、手を伸ばして待つことができていました。
年長児のリレーでは、年長児の一生懸命走る姿に年少・年中児達も「がんばれー、がんばれー」と夢中になって応援をしていました。
年中児の踊りでは、変身のタイミングも覚えてかっこよく「へーんしん!!!」と言って、にこにこして踊る姿も見られるようになりました。うさぎ組では、クラスの円になるのに遠回りをして曲のテンポに間に合わない子がいて、なかなか揃わないので、かっこよく並んで入れるように練習をしました。始めは、自信がなさそうに走っていた子ども達でしたが、理解できると自信を持って円になって友達と手をつなごうと、しっかり手を伸ばしている姿にとても嬉しく思いました。赤コースのぺんぎん組は、昨日まで最初の円がどうして上手につくれません。どうすればいいのか教師が悩んでいると副園長が円の場所が遠すぎるので前にもってきたらいいのではないかとアドバイスをしてくれました。三つの円の一番奥のところは、子どもの感覚では見えにくいというのです。そこで円の位置を変えてみると、行く位置がはっきり分かり、すぐに円になることができました。昼食後、うさぎ・ひつじ組が踊りをしていると、ぺんぎん組さんも踊りをしようとやってきました。コースが違うので一緒にはできないと思って見ていると副園長が「もう一つ円があるので一緒にしたら」と声をかけてくれました。3クラスで踊ってみるといつもと違う雰囲気に子ども達もさらにやる気になり、大きな声で歌いながらかっこよく踊ることができていました。違ったコースでが3クラスで邪魔することなく上手に場所を考えて踊ることができ何でも柔軟に考えることでさらに気持ちが高まっていくことがあるということを学びました。踊りが終わった後は、ぺんぎん組の子ども達と見ていた教師達がハイタッチをする姿も見られ、このような達成感を味わうことも運動会の目的なのだろうと嬉しい気持ちになりました。運動会まで残り2日!子ども達と思い出に残る運動会にしていきたいと思います。