2024年11月30日 土曜日
れもん組の保育室の前は調理室で、子ども達は毎日いろんな先生や幼稚園のお姉さんお兄さん達が出入りする姿を見ています。中でも、自分達が関心のある給食やおやつなどを運んだり片付けたりする姿に興味津々です。そこで、試しにおやつ後のお皿の片付けを1人の子に頼んでみました。すると“待っていました!”と言わんばかりに次々とお手伝いを名乗り出る子が現れ、あっという間におやつのお皿は売り切れてしまいました。1人4〜5枚ずつでしたが、任された仕事にどの子も得意顔です。4〜5枚とは言っても、子ども達の小さな手には手一杯の枚数です。しっかり持つとすぐそこの調理室まで落とさないように慎重に運んでくれます。
調理室のドアを開くと、初めの頃は大きな声で「お願いします!」を保育教諭と一緒に言っていましたが、今では大きな声でと言うと自分達で「お願いしますっ!」と声を揃えて言うことができるようになりました!!
そのお仕事が楽しみで、食べ終わり水筒を片付けると次々にお盆の周りに集まってきます。Iちゃんはその前に「I、これね!」と毎日お盆の予約までするようになりました。子ども達の『やりたい』『やってみたい』を受け止め、たくさんの“できた”を増やしていけるようにしたいと強く思う今日この頃です。
また、れもん組の窓際からはテラスの屋根下に幼稚園児達が先週の金曜日に吊るした干し柿が見えます。毎日のように誰かが「せんせ、あれは?」と指さして聞いてきます。何だった?と問い返してみると、はじめは似た色の「みたん!」と答えたり、似ている形?の「いちご!」と答えたりしていた子ども達も「かき〜!!」と返してくれるようになってきました。柿を吊るしているわらにも興味津々で、テラスにできたわらのお風呂から風で飛んできたわらを見つけると嬉しそうに拾って「ふりふり〜♪」と振ったり、友達と持っているわらの長さを比べたりと子ども達なりに幼稚園児の遊んでいる『わら』遊びを楽しんでいました。
今年も残り1ヶ月となりました。冬に向かって、手洗い消毒をしっかりして感染対策をとりながら、大人も子どもも元気に過ごせますようにご協力ください。