2024年11月28日 木曜日
今日は、年長のお店屋さんオープン当日でした。子ども達は朝から、「お店屋さんオープンです!!」のチラシ作りに励んでいました。どこで何をしているのか、何円で売っているのか細かく書いて、幼稚園のいろんなところに貼っていました。「よし!!」と全部貼り終わっると、オープンの準備に取りかかります。
部屋をきれいに掃除をして各お店の代表の子ども達が、オープンを知らせる放送をしました。その放送の最後にもう一つ子ども達以外のお店がオープンするとお知らせがありました。なんと、先生達の”芋けんぴ屋さん”も同じくオープンしたのです!それを聞いて急いでお金を作ろうとしていましたが、「今日、お店屋さんなんだから、いっぱい稼いでそのお金で芋けんぴを買ったら良いよ!」と、言ってもらった年長児は「いっぱい売らなきゃ」と、より張り切っていました。ごはん屋さんでは、料理を作る係、出来たのをお客さんに渡す係など、自分達で役割分担をしていました。お客さんの目線に合わせて「これどうですか?」とオススメしていたり、案内係の子ども達が、「こちらへどうぞ~!こっちの部屋はゲームやさんですよー!」と、呼びかけたりしていました。又どこに行こうか困っている子を見つけると、「どこに行きたい?あっちいく?」と、優しく声を掛けていました。買い物にい来てた年少、年中、たんぽぽさんも買ったものを嬉しそうに見せたり、ごはんやさんで買った食べ物をイートインコーナーでモグモグと食べたりしていました。
回転ずし屋さんは本物のようにお寿司が回っていて大人気で常にお客さんがいました。お店がオープンする前に、回すコツを古森先生から教えてもらっていた担当の子ども達は、注文が入ると、上手にクルリッと、トランポリンに車輪が付いた回転台を回して、注文された寿司をお客さんの前に届けていました。
おもちゃやさんもワンワンパニックや、魚つりなどのゲームもありました。
途中、魚つりの魚をお客さんが持ち帰り少なくなって、釣ってもらう魚が無い!!!というプチハプニングもありましたが、参観に来てくれていたお母さんにもバイトとして手伝ってもらい、大急ぎで魚をつくって何とか最後までお店をやり切っていました。
一方、園庭のテントの下では、先生達の芋けんぴ屋さんがオープンしていました。芋けんぴが出来る様子を間近でみていたちゅうりっぷ組のO君は、「白いゆげが出てる~!なんだかボコボコしてるね」と、柵から前のめりになるほど興味津々で見ていました。早く食べたくて待ちきれず、手に持った芋けんぴをくんくんとにおっている姿を見た古森先生が、「食べながら見ても良いよ」と言って下さり、”食べ歩き芋けんぴ工場ツアー”が始まりました。どのクラスも、買った芋けんぴを片手に出来上がる様子を見て、「おいしい!」「芋けんぴ作ってくれてありがとう!」「大好き!!」と古森先生や、作ってくれている先生に伝えていました。一番最後には、お店屋さんでたくさん稼いだ年長児がお金をにぎりしめて芋けんぴを買いにやって来ました。甘くていいにおいの芋けんぴを見て、「早く食べたい!」とソワソワしていました。たくさん働いた後の芋けんぴは、とってもおいしかったようで、どの子もとっても笑顔で「おいしい!」と、パクパク食べていました。
年長のお店屋さん、そして芋けんぴ屋さんと楽しいことが盛りだくさんの一日で、どの子もとっても笑顔でした。
ぱんだ組のR君は年長のお店で買った物を先生に嬉しそうに見せていました。そして、芋けんぴ屋さんで頑張ってくれていた先生にブレスレットをおみやげで買って渡していました。
そして昼食後、年中の部屋では買った商品を並べてお店屋さんごっこが始まっていました。又、年少、プレ年少さんは年長さんの案内係に付き添ってもらってしっかりお買い物を楽しみました。
帰りのバスの中でもたんぽぽさんから年長さんまで共通体験したお店屋さんの話でもちきりでした。年少児のO君はバスを降りるとすぐに、バックを開いて買ったものをお母さんに見せていました。楽しいことが詰まった1日に子どもたちも大満足で笑顔で帰っていきました。