2024年11月21日 木曜日
秋も深まり、園庭のイチョウの木が黄色く色付き始めました。イチョウの木の下では、ちゅうりっぷ組のAちゃんとCちゃんが落ち葉を集めて遊んでいましたが、「先生見て!これお花みたいでしょ!」と言って、イチョウの葉を束ねて作った花束を嬉しそうに見せてくれました。今年の夏はとても暑かったため、園庭の桜の木は紅葉を迎える前に散ってしまったものが多かったのですが、園庭のイチョウや裏山のどんぐりの木は季節の移り変わりを教えてくれています。又、昨日から卒園児にいただいた渋柿で干し柿作りを始めました。2階テラスの軒下には干し柿が吊るされ、園内は徐々に冬の装いに変わりつつあります。
さて、今日も戸外で元気いっぱいに遊んでいるみつばっ子たちですが、寒くなったことで数日前からなわとびが新しく遊びの中に出ました。一人で跳ぶなわとびでは、友達と跳べた回数を競い合い、長縄ではどれだけたくさん跳べるかをみんなで数を数えながら、応援して楽しんでいました。
ふと、テラスに目をやるとすみれ組の男の子たちがわらの温泉で楽しそうに遊んでました。テラスは陽当たりがよくぽかぽかして、とても気持ちが良いのですが、気づけば温泉の周りにわらが散らばってしまっていました。それを見た古森先生は「あらあら…。」と言うと、わらのコーナーからわらを一束持ってきて、それをくるくるっとわらで縛って、あっという間にほうきを作ったのでした。「これでお掃除をしながら遊んでね。」と言うと、子どもたちは遊びと同じように掃除も楽しみながらやり始めました。これぞ、古森先生の魔法です!保育も子育ても子どもに掛ける言葉や方法ひとつで、『やらされる』が『楽しみながらやる』に変わるのです。私たち教師も保育のコツを学んだ出来事でした。
今日は今年度2回目の内科検診がありました。内科検診で驚かされるのは、どの学年も検診中にとても静かに待てること、きちんと自分の名前やお礼が言えることです。検診を通して体に異常がないかを診てもらうことは当然なのですが、周りの人の迷惑にならないようにモラルやマナーを身につける良い機会でもあるのです。今日で今年度の検診は終わりました。後日、シール帳の健康診断のページに結果を記入しますので、異常があった方は通院するようにしてください。