2011年9月24日 土曜日
9月に入り園庭では、幼稚園児達の運動会の練習が始まりました。行進・学年ダンス・リレーなどが始まるとぴよぴよの子ども達は砂場の方で遊んでいても手を止めて見入ったり中には真似て一緒に踊ったりする子どももいます。ぴよぴよではお部屋で歌を歌う前やおやつの後などに運動会の親子ダンスの曲をかけて踊っていますが中には照れてあまり踊らない子もいます。しかし、曲の中でうさぎやぞうなど動物がでてくる所では動物になって動き始めます。大好きな動物の真似っこは踊りとは感覚的に違うのでしょう。そうしながら少しずつ曲も覚えてきて手をつなぐ所や両手を合わす所などは保育士と一緒に嬉しそうにするようになってきました。火曜日は台風で外へ行けないので 会議室に行きピアノに合わせて歩いたり止まったり歩く練習をしてみました。広い場所に行くと小さいながらも日頃見ている幼稚園児のように手を大きく振って力強く歩いていました。また、走るのが大好きな子供達はかけっこになるとヨーイドンのポーズをするやいなやとぴ出して保育士目ざして走っていました。運動会では、親子ダンスや親子競技に参加しますが、大勢のお客さんの前でもひるまず親子で楽しんでほしいと思います。
水曜日の朝、雨が上がり台風が去った園庭は葉っぱがたくさん落ちていました。掃除をしながら、ふと見ると1枚の葉っぱにかたつむりがいました。。さっそく保育室に持って帰り机の上にそっと置いておきました。登園してきた子どもは目ざとくそれを見つけて触るとつのを引っ込めたかたつむりに驚いて手を引っ込めました。「かたつむりをおうちに入れよう」と観察ケースに入れるよう声をかけましたが、触る勇気がなくてモジモジ顔を見合わせるばかりです。そこで保育士の出番です。かたつむりは観察ケースに収まりました。テーブルにはかたつむりの歩いた跡の線がくっきり残っていました。観察ケースの中でもつのを出して、ゆっくり移動しているかたつむりを登園した子ども達が次々とのぞき込み「あ、動いた」など口々に言いながら観察していました。次の日、ふんをしてつのを引っ込めて動かない様子を見て「動かん」と心配する姿も見られました。
また、園庭にできた大きな水たまりに今日も何人かの子ども達が裸足でバシャバシャと入っていきました。コップをおもちゃケースから取ってきて泥水を入れてジュースを作ってくれたり幼稚園児が作った泥のホットケーキを触って感触を楽しんだりしていました。大きい水たまりを見つけた保育士がスコップで水たまりのふちに溝を作ると泥が流れて川ができました。それがきっかけになり同じように大きいスコップを持ってきて泥水をすくい上げたりできた川をピチャピシャ歩いたり泥がはねるのもおかまいなしで楽しんでいました。雨上がりの自然の中で泥々になりながら遊んでいる子ども達の表情は生き生きとしていました。