2024年7月11日 木曜日
今日は朝から大雨で昨日までの夏日から一転梅雨に逆戻りの一日でした。
朝、プールを見に来ていた古森先生を見つけた年中さんは「何してるの?」と集まってきました。いつも古森先生がいる所には楽しい事があることを知っている子ども達は、今度は何をしてくれるのかな?と興味津々です。楽しい事が大好きな子ども心いっぱいの古森先生は、プールのそばのタライの中にあったカップをプールの中に投げ入れると、ひしゃくでそれをすくいながらそばにいた教師に「釣り竿持って来て~」と声をかけました。それを聞いた年長児が廃材で魚を作って放流しプールは釣り堀になりました。思えば何年か前まではプールを使って魚釣りを楽しんでいましたが、園舎の建て替えにともなってしばらくお休みしていたのです。大きなプールでの魚釣りは久しぶりで、子ども達もワクワクしてる様子でした。
流れるプールに廃材で作った魚たちが次々まわって流れてきます。その魚を釣り竿を使って、釣っていくのが難しく、子ども達も「つれーん」「難しい!」と言いながらも何度も挑戦しているうちにコツを掴んで釣れるようになっていきました。
そして、大きなプールに魚が少なくなってきたのを見た年中さんのクラスで魚作りが始まりました。お部屋を覗いてみると、ハサミでトレーを切って足やヒレを作るとマーカーで色を塗ってカラフルな魚にしたり、トレーにヤクルトカップをたくさんくっつけてタコを作ったりと思い思いの海の生き物を作っていました。りす組のSくんは魚を作った後に自用の釣り竿を作っていました。次々作った魚を泳がせているうちに紙製の魚は水に溶けてしまうことに気が付いて、紙で作っている友達に「水に溶けちゃうよー!」と教えてあげる姿も見られました。また、プラスチックの廃材は水に浮かんで流れることが分かり、プラスチックの廃材を選んで作っている子の姿もあり、気が付いた事、学んだ事をすぐに生かしている年中さんに驚かされました。晴れの日のプール遊びを楽しんだ子ども達は、雨の日もプールで遊ぶ事ができて楽しい一日になりました。たくさんの魚達もできて「明日も雨かな~」と魚釣りがより楽しみです。
今日は、たんぽぽさんは3クラス合同で過ごし一緒に遊んだり、給食を食べたり仲良く過ごしました。黄組さんよりも少しだけ月齢が早い青組、赤組さんは準備や片付けを手伝ってあげたりと数ヶ月の差ですがちょっぴりお兄さん、お姉さんになってお世話をしてあげていました。