2024年6月5日 水曜日
今日、年長児はレインボーファームにさつまいもを植えに行きました。バスに乗って行けるのも嬉しくて、バスの中はおしゃべり大会。どんな時に静かにしないといけないのか、レインボーのおじちゃんの話しをよく間かないと分からないこと等、再度確認しました。バスの中で古森先生にもさつまいもの苗のことを教えてもらいました。「今日植えるさつまいもは、じゃがいもの時みたいにお母さんお芋じゃなくて苗を植えるんだよ。その苗には根っこがありません?さあどうしてかな~?」子どもたちは考えます。「お花はちょきんと切った物を土の中に差しても大きくならないけれど、さつまいもは強いから、根っこが今なくても土の中に植えると栄養をもとめて、どんどん伸びてくるんだよ!そしてそこに赤ちゃんさつまいも達ができて大きくなるんだよ!」と教えてもらうと、「じゃあ今日はお母さん苗を頑張ってね」と植えないといけないね♪と分かっている子が何人もいました。
そんなお話しをしている間にレインボーファームに間に到着です。乗馬クラブのお馬さんに「こんにちは」をして、いよいよ畑へむかいます。
レインボーファームのおじちゃんに、苗の植え方について教えてもらっているときに、「よし!やってみよう!」と現れたK先生。「この土の穴の中に、葉っぱをいれて」っと。すると、「だめ~」と子どもたち。「どうして?」とK先生。「根っこが生えてお芋ができるから、芽っぱは穴の中じゃないよ!」とぞうぐみのKちゃん。「あとね、ぽこぽこって出てる所は根っこがでてるから、ちゃんと土の中に入れてあげて!」とMちゃん。バスの中でも、おじちゃんの話しも両方よく聞いているな!と感心しました。
涼しくなって、虫がでてくる秋になったらさつまいも(紅あずま)ができるからね♪」とレインボーのおじちゃんに言ってもらってワクワクな気持ちで植えました。みんな1人2本持って上手に植えることができていました。
そしてなんと!植え終えた子ども達のためにレインボーフォームのおばちゃん達が、じゃがいもでふかし芋を作って待っていてくれたのです。古森生が味見をしてみると・・・(子ども達の口も「あーん」と空きます♪)ホクホクして美味しい♪とパクっパクっと食べました。「私も食べたい~」とAちゃん。レインボーファームのおばちゃんが「みんなのもあるから食べてね♪」と言ってくれて、大喜びで頂きました。ホクホクして美味しくてぺろりとおかわりまで頂いてしまいました。まだまだあったので、「お土産にどうぞ」と言ってもらい、持ち帰って、年少、年中、プレ年少のみんなに分けてあげました。
そしてまたまた!みんなに、お土産の野菜をくれました。小松菜に、大根(葉っぱを食べる用)、そしてここでクイズです。「これはなんでしょう」と見せてくれた芋は、さつまいも色の赤いお芋。半分に切ってみると美味しそうな黄色。「お月さま?」「やきいも?」と子どもたち。確かに色はさつまいもで焼き芋だけど・・・正解は、じゃがいも!その名も「レッドムーン」です。レッド(赤い)ムーン(月)半分に切ったお芋はまさにムーン(月)でした♪
レインボーファームのおじちゃん、おばちゃんに「ありがとうございました」のお礼と、みんなが植えたさつまいもの苗の「水やりと草抜きをお願いします」とお世話をお願いしました。帰り道に、来週の水曜日にする田植えの田んぼを見て、ワクワク期待をしている子どもたちです。
食べ物も命です。植えるだけではいきません。きちんと収穫するまで、お世話をすることが大切なことです。年長児達は明日、じゃがいもを掘りに行きます。自分達が年中児の時に植えたじゃがいもです。「草抜き行けてないね」とMちゃん。「草さんにお芋の栄養とられちゃったかな」とYちゃん。どうしてそうなってしまったのかを考えながら、大切に明日も子どもたちと収穫し学んできたいと思います。