2024年5月11日 土曜日
家族でゆっくり過ごした大型連休明けの初日。登園時、「保護者と離れるときにきっと泣く子がいるんだろうなぁ・・・」と心の準備をして待っていたのですが、ほとんどの子が泣くこともなく手を伸ばしていつものように保育教諭に抱っこされる姿が見られました。そんな姿に安堵すると同時に連休中に家族の愛情をたっぷり受けて、心が満たされたんだろうと、心が温かくなりました。
保育室に入ると気になる玩具を手に取って、いつものように何事もなかったように遊び始める子ども達です。1日1日目に見えて、いろいろな物に興味を示し、好奇心旺盛になってきています。
大きな梱包材のプチプチを広げると、数人の子ども達が集まってきました。プチプチと指で押しつぶすことが楽しくてついつい”ぷちぷち”音を鳴らしていると、子ども達も保育教諭の真似をして人差し指で押そうとします。Yちゃんもじーーっと保育教諭のしている姿を見て、指で押すのですが、指先の力が弱く上手く押せず、ギュッギュッと両手で握りしめてみるなど、感触を楽しんでいました。子どもなりに見て、真似てみて、できないから次はこうしてみようと色々な事にチャレンジしてみている姿も成長の1つなのだなと見守ります。
天気の良い日に外に遊びに行きました。まだ歩行の安定しない幼児が多いもも組ですが、ハイハイしたり、遊具につかまり立ちしたり、つたい歩きしたりと様々な方法で移動して、それぞれ好きなところで遊びを楽しんでいます。
少しづつ、歩行することにチャレンジしようとして、つかまり立ちから手を離してみたり、自分で何もないところで立ち上がろうとしたり、立ってキープできるようになって、足を1歩前に出してみようとしたりと、幼児なりに1歩1歩独自で育とうとする姿に、その成長を見守り見届けられる嬉しさの反面、バランスを崩して転んだり、ケガにつながる危険もあるので、安全な環境づくりも大切にしなければと、緊張感を持って日々保育にあたっています。安全に過ごす事と、子どものチャレンジする気持ちも大切にしながら、これからも成長を見守っていきたいと思います。