2024年4月22日 月曜日
昨日からの雨でさんさんらんどの園庭には、いつもの雨の時よりも大きな水たまりができていて、子どもたちはその周りで水をすくったり、その水たまりからシャベルで線を引いて川にしたりして遊んでいました。しばらく遊んでいると、本園にいる古森先生から「幼稚園の透明の板がはずれているよ〜!!」「見においで〜」と電話がかかってきました。「それは急がないと!」と、すぐにバスに乗って本園に上がると、きりんぐみのSくんは新園舎が見えた途端、「うわぁ〜!すご〜い!!」「今日、新しい幼稚園出来るんやない!?」と大興奮で話していました。
そして、子ども達の目の前の透明の板が1枚ずつはずれていくのを、興味津々で見守っていました。次々と他のクラスの子どもたちも集まってきて、1階、2階のテラスに観客席ができていました。
透明板がはずれると次はずっと前にみんなが絵を描いた白いしきり板をおじさんたちがはずし始めました。「白い板はどうやってはずれるんだろう」と見ていると、白い板は何枚も張り合わせてあって、1枚1枚はずされていきました。全部はずされてしまうまで子どもたちは息をのんで見ていました。
壁がとれると1階テラスの観客席で見ていた年中さんは工事の車やクレーン車がより近くから見ることができ大きなトラックがバックするのを見て、「オーライ オーライ」と声を合わせているかわいい姿も見られました。うさぎぐみのKちゃんは、「幼稚園大変身しよるよね〜」と笑顔で友達と話していました。
その後も年長児は、テラスで工事を見ながら絵を描いていました。ショベルカーやトラック、オレンジ色の服を着た大林組の人を描いたり、新しい園舎のかわいい照明、工事現場の仮設トイレの女子用のマークまで描いてる子もいました。
お帰りの時間になってバスの窓から電気のついた新園舎を見ると、子どもたちは口々に、「ホテルみたいよね〜♪」「かわいいお店屋さんも入ってそう!」と話していました。金曜日には、幼稚園の玄関に“幼保連携型認定子ども園三葉幼稚園”の表示が付き、今日は工事のしきりがはずされ着々と完成に近づく幼稚園を見ながら子どもたちの胸に期待と夢が広がった1日になりました。