2024年4月16日 火曜日
先週から新学期が始まり、年長児に進級した子どもたちは新しい帽子で嬉しそうに登園してきました。そんな中、木曜日に年長児たちは初めてのこども会議を行いました。議題は今週の水曜日に予定している園内仲良し会に向けてです。仲良し会って何するの?誰のためにするの?みんなで何ができるかな?などを話し合いました。初めての話し合いでなかなか意見が出なかったり後ろの方に座っている子たちは話が理解出来なくて、ゴロゴロ転がったり遊んだりと気持ちがバラバラでした。そんな時、様子を見にきてくれていた古森先生が「あら、ここは年中さんが集まっているの?年長さんよね…?じゃあ、しっかり話を聞かなくちゃね」と言ってもらうと背筋がピンとして最後はみんな話を聞いていたようでした。そして、子どもたちは初めての幼稚園に入ってきた年少さんは何が出来るか考え、手遊びや歌、踊り、ゲームなどたくさんの案が出たのを年少さんの先生たちに持っていき、年少さんたちは何が出来るか考えてきてもらう宿題にすることにしました。
次の日、宿題を回収し結果を元にプログラムが決定しました。そして昨日と今日でプログラム•招待状作り、進行の練習などをしました。今日は年少さんと踊りを一緒に踊った後、招待状を渡しました。
みんなで目的を持って、心をひとつにして考えたり動いたりすることが今回初めてでなかなか意識が持てない子がいましたが、先週から明日の仲良し会に向けて活動をしてきた事で今日は「明日仲良し会よね!」「進行の言葉覚えてくるね!」と意識して張り切っていました。そして4クラスで集まって練習した時も自信を持って大きな声で言えるようになり、楽しんでもらおうという気持ちが高まってきているので明日は期待して登園してくるであろう子供達を信じて待ちたいなと思います。そして、明日の行事を皮切りにいろいろなことを経験して年長児としての自覚、仲間意識、協同性、主体性、色々なことが身につき立派な小学生になれるよう成長していくだろうと楽しみになりました。