2008年6月5日 木曜日
昨日の天気がうそのような大雨の中、登園してきた子どもたちは「昨日、フライドポテト食べたよ。」「僕はみそ汁に入れたよ!」「私は今日作ってもらう」と昨日持ち帰ったじゃがいもの話をたくさんしてくれました。
今日は雨が降っていたことで、各部屋には絵を描くコーナーが出ていて、たくさんの子どもたちが自分の想いおもいに絵を描いていました。くじら組でも絵のコーナーを出していると何人かの子どもたちが絵を描き始めました。Yくんは「これは昨日のじゃがいも掘り」と大きなじゃがいもとそれにつながった小さなじゃがいもを2つ描きました。Sくんは「僕が掘ったのは3つやった。」と話をしながら描いていました。そして、「ミミズが土を柔らかくしてくれてじゃがいもが大きくなったんよね。僕ミミズ見たよ。」と古森先生が教えてくれたことをつぶやきながら描いていました。しっかり話を聞き、見て感じたことを表現できていることに感心させられました。
また今日はもう一つの学びがありました。昨日ひいた玉ねぎの中にお母さん玉ねぎがいるということを古森先生から教えてもらいました。それを子どもたちと何が違うんだろう?お母さんはどれだろう?と一緒に探してみました。「やっぱり大きいのがお母さんかな?」「色が茶色かな?」と悩んでいました。そこでヒント!!「さわってみて!」と伝えるとすぐにKくんが「あっ!みどりのところがかたい!」と違いに気づきました。そして古森先生から教えてもらった「お母さん玉ねぎは次の玉ねぎができるためには人間に食べられたらいけないのでかたくなってるんだよ。匂いもおいしそうじゃないんだよ。」と話すと、「お母さんってえらいんだね!」と感心していました。じゃがいも掘りを通して多くのことを学んだ子どもたちは今日もまた一つ自然の不思議と、お母さんの強さを感じたのではないかと思います。これからもいろいろな活動の中で多くの経験ができるようにしていきたいと思います。