2007年12月1日 土曜日
今日は年少の参観日でスイートポテトを作りました。今年はさつま芋を北斎院の帝京大学所有の畑でも育てていたのでたくさん収穫でき、焼き芋や手造り給食に使って料理することができました。そこで栄養価も高く食べ方も豊富で身近なさつま芋について、もっと親しんでもらおうとスイートポテト作ることにしました。
まず、教師達で考えたのは食材材についてです。普段の手造り給食でもなるべく添加物の少ないものを使用して作っています。今回のスイートポテトでも材料にはこだわりました。バターは生乳だけのものを使い、砂糖は三温糖を使いました。また、さつま芋本来の味を生かすためにバニラエッセンス等の香り付けはせず、簡単においしくできるように工夫しました。さらに、今までに作ってきたさつま芋の料理をペープサートやエプロンシアターなどで楽しく覚えてもらおうと各クラスで話すことに決めました。そして、何といっても親子で触れ合いを深めることも大切なねらいです。
さて、各クラスに集まった親子でスイートポテト作りが始まりました。今日使う材料や用具類についてもみんなで使って知ってもらえたのではないかと思います。お母さんがいつも使っているでしょう。「これは何かな?」と聞くと、子ども達はジェスチャーをまじえながら答えてくれました。しゃもじのことを「しゃ」までは出るのですが、そこから次がでず、他の子が「しゃも」うーんおしい!!でも最後にはしゃもじと答えることができました。
スイートポテトもオリジナルの形にする親子もいて星型にしたり、ハート型にしたりして楽しみながら作る姿も見られました。焼いている間に芋粥や芋の皮のチップスを古森先生と他の学年の先生達が作ってくれ、捨てるところはありません。年少の子ども達は大喜び!!一杯の芋粥を親や兄弟とも分け合って食べたり、みんなで芋の皮チップスを分け合ったりしておいしく食べることができました。
さて、いよいよスイートポテトが焼きあがり、クラスへ運ばれてくると部屋中にいい香りが漂い、みんなの目が輝きました。とても熱々でホクホクで甘い香りのスイートポテトを一人ひとりの手に渡すと「いただきます!!」フーフーしながら一口食べると「おいしい!!」と言う声がどのクラスでも聞かれ、自分達で作ったスイートポテトはおいしさもひとしおでした。
今回は子ども達に作りやすいように簡単なレシピを用意しました。またご家庭でも来られなかった家族の方にまた作ってあげて下さい。
また、今夜は12月1日ということでイルミネーションを点灯しました。初日の今日は手作りのぜんざいと餅入り芋粥を来られた方に振舞いました。12月24日まで5:009:00の間、毎日点灯します。ぜひ見に来て下さい。