2024年3月9日 土曜日
今日は、三葉病児園の開園式でした。時折、陽が差してはくるものの、凍えるような寒い開園式になるかと心配でしたが、急遽30名の年長さん達が歌の応援に駆けつけてくれたのです。年長さん達の心を込めた歌と手話のお陰で、パーっと心が温かくなりました。子ども達の笑顔と歌声が参加の方々の心に響くオープニングとなりました。
新聞記者の方も思いがけない子ども達の出演を聞いて、思わず笑顔になるほど子どもの存在感は大きいんだなと思いました。実際、私も朝は緊張しっぱなしでしたが、年長さん達が会場に歩いてきたのを見て、なんだか不思議にホッと心が落ち着いたのです。なんともみつばっ子達のパワーは、みんなに光を注いでくれるようにすごく大きく感じました。
さて、開園式の挨拶の中で園長がこんな話をしました。
『この病児園が完成し、子ども達にお披露目をした時、一人の年長児が「これで私が病気になっても、お母さんがお仕事休まなくてよくなったね」と話してくれました。お母さんへの涙ぐましい心遣いに感動しました。』
これからの若いお母さん達への子育ての手助けが目的の病児園。園長がずっと持ち続けた夢が、本日叶いました。松山市こども家庭部の宇野部長様をはじめ、今後医療でお世話になるひいらぎこどもクリニック高橋院長先生、くめ内科クリニック久米院長先生、愛媛県私立幼稚園・認定こども園協会理事長二宮先生方、たくさんの来賓の皆様にご参会いただき、盛大に開園式を終えることができました。
さて、いよいよ3月11日(月)からインターネットでの予約受付が始まります。病気にかからない方が良いのですが、もしお子さんが病気にかかってお困りの時は、どうぞ三葉病児園をご利用ください。スタッフ一同お待ちしております。