2024年2月26日 月曜日
今日は年中児が秀野邸の畑にじゃがいもを植えに行きました。お休み前の木曜日に種芋を作っていたので忘れずにバスに乗せて出発です。先週植えるまでが1つのお仕事だよ!任せたよ!と古森先生から任されていたのでみんな大張り切りです!秀野邸に着くとツバキの赤い花がとーってもきれいに咲いていました。「これ年長さんの絵本のバスのツバキと一緒だね♪きれい♪」と子どもたちが話していると、古森先生はその横でナズナの花にしゅっとツバキの花を通して(ビーズを糸に通すような感じ)ネックレスを作っていました。「私もやりたい!」と何人かの女の子たちはすぐ作り始めていました。
さてさて、そんな楽しいことをしつつ、いよいよじゃがいも植えです。種芋を1人6つ植えます。植える所に穴を教師が空けていったのですが、「さぁ1つの穴に何個ずつ植えるでしょう~?」と問いかけると、1つ!だって全部入れたらせまいもん!」とほとんどの子が分かっていました。次は、どっち向きに植えたらいいかな?と質問です。「切ってお薬(灰)ぬっている方が下!」そうです!正解です!種芋の根っこはどんどん下に伸びて土の栄養をもらい、芽は太陽のある上に伸びて出てきて緑の葉っぱをつけます。古森先生がお手本でやってみるね!と、ちょっぴりこどもたちに違うことをして見せると、すぐにぱんだくみのHちゃんは「あ!ちが一う!!」と言って前へ出てきました。「何が違うの?」と聞くと、「種芋反対向きになってたよ!」と直して優しく土をかけて植えてくれました。
他の子たちも「カレーライス楽しみ♪僕はポテト♪」などと言いながら、みんな1つずつ上手に植えることができました。
植えていると、「古森先生!つくしが生えてます!」とM先生!どこどこ~?とみんな興味津々!!可愛らしいつくしの頭がぴょこ🎵ぴょこ🎵といろんな所からでてきていました。つくしのお母さんは「すぎな」ということや、地下茎といって土の中でずーっとみんなが繋がっているということを知りました。背の順のように大・中・小と頭を出しているつくしはとーってもかわいくこどもたちもじーっと見て、「背の順上手♪」なんて言いながら、ちょっとした春のおとずれを喜んでいました。
以前植えたたまねぎ?雑草?あ~ら大変!!どっちを育てているのか分からなくなっていたので、みんなで草抜きをしてお世話をしました。収穫をするのは6月なので、また子ども達と一緒に、たまねぎ、じゃがいものお世話をして、大切に育てたいです。年少さん、プレ年少さん、進級したら収穫しに行こうね!一生懸命お世話がんばります!!
その後、「おいでおいで、まだ時間ある?」と古森先生が特別に!秀野邸の中を案内してくれました。入る前から子どもたちはウキウキワクワク!どうして床の下が空いているのか、床が高くなっているのか、床が高くなっているのは寒いときは暖かく、暑いときは涼しくなることなどを教えてもらい、いざ中へ。
昔使っていた冷蔵庫やミシシ、釜などを見て、子どもたちは「電気がなかったことを知りました。水はこのバケツに紐がついてある物ですくって、「えっさほいさっ」と運んでいたんだと聞いて、蛇口がなかったということを知りました。
他にもお風呂は外にあったことや、大きな押し入れがあること、悪い人が来たら長〜い剣?武器で敵をやつけることなど、ずっと興味津々!古森先生が次は何を教えてくれるのかとワクワクして離れませんでした。
帰りのバスの中で話しを聞いてみると、お部屋が、6個か7個か8個かあって、ぐるーっとルームツアーをしていたら最初の部屋に戻ってびっくりした!!と多くの子が言っていました。敵がもし入ってきてもたくさん隠れる所があって、逃げるようにぐるっと1周しているので子どもたちもびっくりしつつ楽しかったんだな♪と思いました。150年程前の江戸時代。そんな昔からある歴史文化財。まだまだ書きたいことがいっぱいありますが、今日はここまで。今度ゆっくり子どもたちと秀野邸ツアーに出かけたいな♪と思っている私です♪