幼稚園の日記(ブログ)

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  2023年12月23日 土曜日

21日火曜日は幼稚園の年内最後の行事…お餅つきが開催されました。もも組さんにとっては生まれて初めてのお餅つきをさんさんらんどの高い場所から見ることにしました。お出かけができること知った子ども達の目は輝き、歩ける子はワクワク・ドキドキしながら歩いていました。また、歩くことがおぼつかない子も散歩カートに乗って周りの景色を楽しそうに見ながら行きました。さんさんらんどの入り口は少し坂道になっています。行きたいという気持ちが強い子ども達は一人で平気でどんどん登っていき、少し不安な子は保育教諭と手を繋いで汽車の滑り台の所まで上がりました。そこからは、仮園舎や園庭がよく見え、子ども達はお餅をぺったん・ぺったんついている先生たちに注目したり、もち米が蒸されている釜からもくもくと湯気が上に上がっていく様子を見たりしました。そのうち子ども達はお餅をついているリズムに合わせてぺったん・ぺったんと手を叩いて表現したり、ぺったんと言えなくて「・・・たっ・・・た」と声を出しながらそれぞれがお餅つきの様子を楽しんでいました。

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そして次の日、幼稚園の先生が本園に持って帰った鏡餅を「見て~!鏡餅だよ」と見せてくれました。鏡餅を見た子ども達は興味津々で机の周りに集まってきました。ここでもぺったん・ぺったんのかけ声と一緒に手を叩いていた子ども達でしたが、このお餅は食べれないことを知ると少しがっかりした表情になっていました。

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しかし、何にでも興味を持つ子ども達は広告・積み木・ブロックを出すと急いで集まってきました。広告をちぎったり、積み木を高く積み上げたり、ブロックとブロックをつなげたりしながら思い思いに遊び始めていました。遊び終わると使った物はお片付けです。保育教諭が「お片付け」と声をかけるとちぎった広告とおもちゃを片手や両手ににぎってごみ箱やカゴの中に入れていました。保育教諭が声をかけなくても自分たちで考えながらごみとおもちゃを分けて片付けることができていて驚かされました。

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子ども達は保育教諭のしている姿をよく観察していていつの間にか覚えていたのでしょう。幼い子ども達は周りの様子を見ながら自然に覚えたり身に付けたりして成長していくのです。私達大人もそのことを意識して行動し、生活して子どもの模範にならなくてはと改めて思いました。