2023年11月27日 月曜日
今日から自由参観日です。年少児は午前中前半は本園の会議室に全クラス集まり、合同保育を行いました。まずは、劇遊びを想定してペープサートのおおきなかぶが始まりました。
おじいさんやおばあさんがかぶを抜くシーンでは子どもたちも音楽に合わせて「うんとこしょ、どっこいしょ」と声を合わせて応援です。ズズーンと大きなかぶが抜けた場面で喜んでいると…。あれ〜その隙に、いつの間にか机の陰から大きな大きなかぶの葉っぱと頭がのぞいていることに子どもたちが気が付き大騒ぎ…。そこで、この大きなかぶをおじいさん(S先生)が抜こうとしましたがびくとも動きません。そこで、おばあさん(F先生)もおじいさんの後から手伝って一緒に引っ張りましたが、まだビクともしません。そして「力持ちそうだ!!」と子どもたちに指名されたT先生も加わって3人で引っ張ってみましたが抜けません。それをずっとみていた、ひまわりぐみのIちゃんは「私がやる!!」と言い、その周りの子どもたちも「僕がやる!」「私がやる!」と集まってきました。
でも、やっぱり大きなかぶは抜けません。なら、クラスみんなでやってみようということになり、ちゅうりっぷ、さくらぐみがみんなでつながって引っ張ってみましたがそれでもやっぱり抜けません。
その時です。古森先生が様子を見に来て、あれ〜と気付きました。2クラスで左右からまるで綱引きのように、かぶを引っ張っていたのです。それでは抜けるはずがありません。そして、古森先生にアドバイスをもらい2クラスが同じ方向から協力してかぶを抜くと、大きな大きなかぶがズズズズ〜っと抜けたのです。
大きなかぶとの戦いは古森先生や参観のお母さんの握手で「めでたしめでたし」となりました。そして教師たちの想いは発表会だと気付いた古森先生から2月の発表会について話をしてもらいました。「みんな色んなことできるようになったよね」「お父さん、お母さんに色んなことができるようになった所を見てもらうんだよ」と言われると、子どもたちは大きく頷いて目を輝かせていました。そして、「歌も歌えるよね?」と古森先生に質問されると、頷いてみんな大好きで、とても自信のある「どんぐりころころ」を歌い、聞いてもらうことになりました。
歌うこと踊ることが大好きな子どもたちは古森先生から発表会の話を聞いてますますワクワクしていました。その話の終わりに「発表会ができたらみんなもうすぐ年中さんになるんだよ〜」と古森先生が教えてくれたのです。