2023年11月22日 水曜日
朝8時、園舎建設工事現場では始業のラジオ体操が始まります。今朝も「ラジオ体操はじまるよー!」の教師の声を聞いて登園している子ども達が工事の方と一緒に体操をしようと集まってきます。最近では子ども達は登園するとラジオ体操が始まるのを楽しみに待っています。S君は「おじさん、まだ体操まだなの?」とプラスチック板越しに声をかけたり朝一登園してテレビを見ていた兄弟の年長児も時間を気にしている様子で「始まったよ!」と声をかけると2階テラスや1階テラスに分かれて一緒にラジオ体操を楽しんでいました。
そんな朝から始まる園生活では次に待機している部屋から自分達の部屋への移動もありますがここでも仮園舎同様に年長の子ども達が助けてくれています。「たんぽぽさん行くよ!」と言うと自然とたんぽぽの子達の手を引いて一緒に荷物を持って部屋へ連れて行ってくれます。泣いていた子もお兄さん、お姉さんに手を優しくギュッとしてもらうと泣きやんで頑張って歩いていきます。毎日の事ながら「子どもの力って凄いな〜!」と感心させられます。
室内では、1学期以来久しぶりにクラス単位の保育室での生活をしているたんぽぽ組ですが預かり保育や通常保育で仲良くなった子ども同士で時には喧嘩もしながらお互いの部屋を行き来しながら好きな遊びを楽しんでいます。たんぽぽ青組の部屋では廃材遊びやお絵描き等をしていました。日頃の保育の中で作品展に向けて色んな作品を作った子ども達はセロハンテープを上手に使ってイメージした物を作れるようになっていますK君は大きな箱を見つけると芯や容器を貼って「がぉー」と言いながら楽しんだり作品展で車を作ったRちゃんは平らな箱やふたで飛行機を作って「びゅ〜ん」と飛ばして遊んだりしていてどの子も上手に作れています。
そして、1階では年長児の子達が干し柿作りをしていました。古森先生からお日様パワーをもらってしぶ〜い柿があま〜い柿になることを聞いた子ども達は干し柿作りをできることを嬉しそうにしていました。干し柿作りでは定番の皮の長さ競走をしました。担任の先生がきれないように皮をむく様子を見て「頑張れ!」と応援したり真剣に見守っていたりと子ども達はドキドキしていました。勝負は・・・M先生の勝ち!!くま組の子達は「やったー!」とにこにこ顔でした。そして、年長児達も皮むきに挑戦です。子ども達が皮をむく時には「勝負をしないこと」「刃に気をつける」ことを話して皮むきを始めました。包丁ままごとで包丁の扱いには慣れている子ども達はストンっと皮を切ったり中にはリンゴの皮むきのようにクルクルっとまわしながら皮をむく子どももいて驚きました。干した柿はお日様パワーで黒くなって甘くなっていきます。美味しい干し柿になるようにしっかりと見守りたいと思います。
気温の差が大きく体調を崩す子もいます。体調管理をしっかりしながらたくさん遊ばせていきたいと思います。