幼稚園の日記(ブログ)

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  2011年8月20日 土曜日

 三葉幼稚園には、屋外遊ぎ場の他にバスの駐車場の二階に自由に使える広いお部屋があります。先日、散歩の途中預かり保育のお兄さんたちの元気な声に誘われて寄ってみました。初めての場所であることと幼稚園児達のパワーに戸惑い、保育士にくっついていた子どももいましたが、兄弟がいたり、珍しい玩具があったりしたことで、幼稚園児の中に入って遊び始めました。幼稚園児が楽しそうに遊んでいると、ついついその玩具に手を出してしまい、「だーめ!」と叱られる場面もありましたが、お兄さんたちが、レジで遊んでいる様子をじっと見ていると「やる?」とさせてもらって大喜びでした。包丁を持つと、お姉さんがプラスチックの半分に分かれる野菜をくっつけて持ってきてくれたり、鼻水が出ている子にティッシュを取ってきてくれるなど優しく接してくれる姿も見られました。幼稚園児の中で刺激を受け、いつの間にか関わっている幼児たちの姿をとても微笑ましく思いました。

         

   

 また、夏休み中も幼稚園の部屋に遊びに行った時など、預かり保育の園児たちが、大きいブロックを箱から出してくれたり、自分たちも作って使い方などを教えてくれたりしたことで、真似て作って遊ぶ様子が見られました。戸外に出ると幼稚園児の兄弟を中心に、そばに寄ってきてくれ、砂場では近くで型押しをして見せてくれたり、きれいな落ち葉を取ってきてくれ飾ってくれたりして関わってくれました。園庭にあるドームでは、登りたい様子の2歳児Kちゃんのお尻を年長児が下から支えて上がらせてくれました。上へ上がれた時のKちゃんの顔は、思ったより高かったのと、上がれた満足感とで何とも言えない表情でした。降りようとしていると「おりる?」と聞いてくれ、無理だとおもった年長児はロープを持って腰を下ろして降りる仕方をやって見せてくれました。すると、その指示通りにKちゃんはできたのです。思わず、拍手でした。

 幼稚園児にとっても年下のかわいい存在のぴよぴよの子ども達。ぴよぴよの子ども達にとっても頼もしくいろいろなことができ、教えてくれる幼稚園児は憧れの存在でしょう。今後も、お互い関わる中で、いろいろなことに興味を持って挑戦したり、遊びを広げたりできるように、保育士も一緒に遊んだり、見守ったりして楽しさを共有したいと思ってます。