2023年11月2日 木曜日
昨日の遠足の楽しさを噛みしめながら「楽しかったね」「帰っておやつ全部食べたんよ」「お菓子交換したってお母さんに言ったらよかったねって言ってくれた!」と子どもたちが嬉しそうに口々に話していました。早速昨日の遠足のお絵描きをする子もたくさんいて、それぞれにいろんな楽しい気持ちが芽生えているのが見て取れてうれしく思いました。
今朝、見慣れない車が工事現場に入っていました。もう恒例となりつつある大林組さんの朝8時のラジオ体操をアクリルの壁越しに一緒にした後、木工遊びを楽しむ子、ままごと遊びをする子、さら粉遊びをする子・・・と分かれて遊び始めた時に「あれ何かな?」とSくんとHくんがベンチに座ってじっと見ていました。しばらくするとぐ~んとアームが伸び始めて、その頃登園してきたTくんとHくんが「ぽきぽきや~!」と声をあげました。運動会の練習でさんさんらんどと本園の行き来の時に遠くからでも見えるクレーン車のような、でもアームの部分がぽきぽきと折れ曲がっている車をくま組では「ぽきぽき」と呼んでいるのです。通称ぽきぽきはコンクリートポンプ車と言ってコンクリートを流し込むための車です。今日のぽきぽきはこの前までと違う色で、子どもたちはテラスから嬉しそうに眺めては応援していました。この数日でぐんと工事も進み、ここにお部屋ができるのかな?と想像できるようになってきました。工事のおじちゃんたちが一生懸命お仕事をしてくれているのを応援しつつ、“働く”ということの大切さを感じてほしいと思っています。
今日は、年長児の一部の子ではありますが、あいテレビの「よるマチ」というテレビの取材を受けました。これまで、ニュースのインタビューは受けたことのある三葉幼稚園ですが、バラエティー番組は初めてではないでしょうか?!明るいカメラマンさん達に子どもたちも楽しそうに受け答えしていました。また、子どもたちのカメラ慣れというか、人懐っこい笑顔に驚かされました。昨日の遠足でも感じたのですが、すれ違う人に自分から挨拶をしたり、聞かれたことにきちんと答えたりできるという力は周りの人の気持ちも動かすのだなと思いました。昨日の市駅から城山公園までの道中ですれ違うサラリーマンやおじいちゃんおばあちゃん、学生さん、外国人の観光客…みんなが子どもたちを優しい眼差しで見てくださったり、子どもたちの挨拶に応えてくださったり、子どもたちに園以外の社会の方たちにしっかり見守られ、育てられていることに改めて喜びを感じました。また園長が度々私たちに話してくれるのが『「かわいいね、かわいいね」と育てられた子は本当にかわいく育つし、「優しいね、素敵ね」と育てられたら本当にそうなるのよ』ということです。どんな言葉をかけられて育つかって大事だなと思うし、またそういう気持ちになれるような環境を用意してあげることも子どもたちの成長に必要なのだろうと思います。
とにもかくにもカメラの前でまったく臆せず三葉っ子スマイルを存分に見せてくれたこどもたちには驚きでした。わたしは卒園DVDのコメントの撮影ですら緊張して目が泳ぐというのに・・・恐れ入ります。いつまでも人を疑いすぎることなく素直で明るい三葉っ子魂を持ち続けてほしいと願っています。
後で、カメラマンさん達が幼稚園児でこんなに勘が良くて、楽しくて楽な取材は初めてだと大変喜んで帰られました。教師たちも何よりもうれしい評価を頂き嬉しく思いました。