2023年9月29日 金曜日
来週から10月です。まだまだ気温は高く、暑い日が続いていますが、子どもたちはかけっこをしたり踊りを踊ったり、運動会の競技を楽しんで練習する姿が見られます。
そんな子どもたちを横目で見ながら教師たちは運動会に向けての細かい計画を話し合いながら進めています。
衣装もほとんど出来上がり、今日は自分で作ったパイナップル帽子を被って踊ってみました。実際に付けて踊ってみると本当にたくさんのパイナップルが動いているようで、とても可愛いらしくて嬉しくなりました。
そして、昨日のブログにもあったように、今日は年中、年少、プレ年少の子どもたちが工事の壁に絵を描きに行きました。いつもは各学年に分かれて幼稚園まで歩いて行くのですが、今日はたんぽぽ組さんも一緒に歩いて行くというのです!しかし、たんぽぽ組さんだけで歩いて行くのは少し不安なので、「今日は年少さんが一緒に手をつないで歩いてくれない?」とたんぽぽ組の先生から頼まれた年少児たちは、「いいよ!」と元気いっぱい応え、手をつないで幼稚園に行くことになりました。入園当初はお兄さん、お姉さんに手をつないでもらって歩いていた年少児でしたが、今日は自分たちがお兄さん、お姉さんになるとわかると、一気に表情が変わり、入園してから半年経つと年少児もお兄さん、お姉さんになれるのだと感心しました。「今日は僕たちがお兄ちゃんだね~」「ついて来てね」と言いながらつい最近まで自分たちがやってもらっていたように、道路側は年少児が歩き、たんぽぽ組さんが転ばないようにゆっくり歩いて行くことができました。
幼稚園に着くと、工事現場を仕切っている白い壁面には昨日年長さんが描いた運動会の絵が広がっていて、その絵を見た子どもたちは、「すごーい!」「早く描きたい!」と目を輝かせていました。中には「これ運動会なんでしょ」と運動会を意識する子もいて感心しました。着いた時はちょうど年中さんが描いている途中で、自分のクラスの帽子を被った自分を描いている子、かけっこをしているところを描いている子など、どんどん運動会の絵が出来ていました。
いよいよ年少児たちが描く番になりました。年長さん、年中さんが描いた絵の上に重ねて描かないように注意しながら思い思いに自分の顔を描いていき、「これはがんばれしてるところ!」「僕はパイナップルのポーズを描いたよ」と教えてくれました。年長さん、年中さんと同じように描けたことが嬉しかったようで、「早く運動会したいね」と言う子もいました。出来上がった工事の壁は、とても明るくカラフルで楽しい壁に変身していました。
みんなで描いた絵のように、来週も楽しい運動会になるよう練習していきたいと思います。