幼稚園の日記(ブログ)

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  2023年9月26日 火曜日

「おはよう!」と元気に挨拶をして登園してきた子ども達。「紙袋持ってきたよ!」と満面の笑みで紙袋を見せました。

どうして紙袋かというと前日のブログにも少しあったように、年少児は運動会で『パンパカパーンパイナップル!!』という踊りで、身につけるパイナップル帽子を自分達で作ることになっていて、その材料が紙袋と緑の包装紙ということなのです。

数日前のことです。「パイナップルの帽子を作るのに、幼稚園にある紙袋だけじゃあ足りないんだよね。」と子ども達に投げかけると「僕のうちにあるよ!お母さんに言ってみる。」との声が返ってきました。子ども達の自信満々の言葉に嬉しい反面、『まだ年少児…さすがに伝えられないだろう。』とも思っていたのですが、一人、また一人と日に日に紙袋が集まってくるではありませんか。年長さんくらいになると自分で伝え、自分で準備することも出きますが、年少児が出来ることに驚きました。三葉幼稚園では絶対伝えないといけないことは手紙などで伝えますが、今回のように子どもが伝え、子どもが準備をする機会をあえてとる時があるのです。教師の伝達を保護者に伝える練習ですので本人が伝えた時は待たせて頂けると嬉しいです。

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そして、集まった紙袋を使ってパイナップル帽子作りが始まりました。園長からも「年少さんはイメージが持てると張り切って踊れるから!」と言ってもらった通り!帽子が出来上がるとパイナップル王子とパイナップル姫になり、笑顔いっぱいです。

作るにあたっては紙袋に緑系の包装紙や折り紙をちぎり絵のように貼っていくようにしたことで、一人一人の貼り方に個性がみられます。下地が見えなくなるまでしっかり貼る子、形合わせのように形を選んで貼っていく子、違う色を順番に貼っていく子、一人一人の思いのこもった帽子が出来ています。のりを乾かしている間も待ち遠しくて「僕の帽子はまだかぶれないか」と何度も言ってくるT君、自分で作ったものにはより愛着があるのです。クラスの人数の半分の子の帽子ができあがっていますが残りの半数はまだ完成していません。どんな帽子ができるのか、クラスみんなが揃ってパイナップルになって踊るのが楽しみです。

 

そして、もう1つ年少児には課題があります。それは、かけっこの時に名前を呼ばれたら、大きな声で返事ができることです。普段の生活の中で返事をする機会は多く、ほとんどの子が普段から大きな声で「はい!」と上手に返事ができています。いつものように「お客さんの前でもお返事しようね。」と約束して張り切っています。(年少児の本番は何が起こるかわかりませんが!)

『運動会頑張るぞー!おー!』の声も力強くなってきています。