2023年9月8日 金曜日
昨日、屋外遊ぎ場で運動会の練習をした子ども達。特に年長達は、ぞうりでは走れないからと運動靴を履いて来ましたが、かえってドタドタ。いつもの調子が出ず、昨年までのスピード感溢れるリレーになりません。それに気付いた園長が走路を庭ほうきではいて、綺麗にすると「裸足で走ろう」と声を掛けてくれました。それを見た年長児も見回りながらたくさんの石を拾っていました。「こんなに拾ったから裸足で走れるかな?」と満足そうにしているAくんが試しに足が痛くないか思いっきり走って帰って来ると「足が痛くなーい!」と嬉しそうに言いました。そこでみんな裸足になってリレー開始です!みんな速い、速い!応援にも熱が入ります。運動会が楽しみになりました。
一方、年中児は初めての絵本の貸し出しがありました。初めてなので、幼稚園の絵本を借りたら大切に使うことなど、いくつかの約束を話して図書館に行って絵本を借りました。お手伝いに来てくれている図書サークルのお母さん達に挨拶をして絵本を選びます。「僕は電車が好きだから電車の絵本がいい!」とH君。たくさんの絵本の中からお気に入りのものを探します。気に入ったものを並べて「こっちがいいかな?」としばらく悩んで「これにする!」と1冊の絵本に決めました。みんな気に入ったものを借りることが出来ました。「おうちに帰ってお母さんと読む!」と嬉しそうに持って帰っていました。
今日は園舎解体工事でお世話になった松田さんが、幼稚園に来てくれる最後の日でした。そこで、幼稚園のみんなでお礼をしました。解体工事の間、働く車を見せてくれたり、壊れて形だけ残った建物で写真を写させてもらったり、今まで子ども達が松田さんにしてもらったこと、嬉しかったこと、「バックホーに乗せてくれてありがとう」「工事を頑張ってくれてありがとう」「幼稚園を壊してくれてありがとう」等、一人一人感謝の気持ちを伝え、中には気持ちを伝えたくて自分から前に出て来る子もいて、みんなで感謝の気持ちを伝えたあとは、年長さんが作った様々な場面が写った写真のプレゼントを松田さんに渡しました。「ありがとう、こんなことは一生に一度のことで嬉しい!」と言って受け取って、中も見てくれました。その様子を子ども達も嬉しそうに見ていました。これからも松田さんは時々顔を見せてくれるそうですが、新園舎が出来て仮園舎を解体する時にはまた交流ができます。新しい園舎が出来上がる様子を子ども達と見ながら、また松田さんに会えることを楽しみにしたいと思います。