2023年8月27日 日曜日
一時預かりの場所を屋外遊ぎ場の第二園舎に移ってから1か月余りたちました。ぴよぴよの子達はひよこ組さん達と共同生活をしながら楽しく過ごしています。
こちらに移る前、登園時に泣いていたT君はここに来た日からすぐにこの場所が気に入ったようで「大きい公園みたい」「お山!楽しそう!」と言って「さんさんらんど」に期待をもって登園するようになりました。
初めて汽車の遊具で遊んだ日はお家でお母さんに「また明日も大きい公園に行くよ」と言ったそうです。
T君だけでなく他のぴよぴよの子ども達も朝の過ごし易い時間帯には山を登って汽車の遊具で遊んだり辺りを散策したりして、「さんさんらんど」で遊ぶのを楽しみにしています。
そんな子ども達は「お外に行くよ」と声を掛けるとさっさと帽子をかぶり靴を履いて準備万端・・・坂道を少し登って行くと眺めの良い景色が眼下に広がりしたにいる人に向かって思わず「ヤッホー!」と呼んでいたMちゃん、その様子を見ていた皆も真似して「ヤッホー!ヤッホー!」と連呼していました。
そしていつもは汽車の遊具で遊んでから黄色の大きい滑り台を滑り降りていましたが、何度かそこで遊んだ経験のある子達を連れて行った日にはもう少し上まで登ってみる事にしました。
緩やかな坂道なので登る足取りも軽く目的地の動物のクライミングまでたどり着いた時丁度水を撒いているスプリンクラーが目の前に見えたので好奇心旺盛な子達はどんどん近づいて行きました。
ゆっくりと回転しながら二か所のスプリンクラーの水がシャワーのように子ども達の頭の上に降り注ぎました。思わず「ワー!きゃー!」と歓声を上げながらも実は濡れるのを楽しんでいる子ども達はシャワーが近づいてくるのを今か今かと期待しているような表情でスプリンクラーの動きに見入っていました。
まだまだ暑かったその日、心地よい涼を感じながら遊ぶことが出来て爽快な気分を味わいました。
また、その日の夕方お迎えを待つ子ども達とテラスに出ていると体の赤いトンボが3匹跳んできました。
ふと遠くに目を向けると向こうにもまた違うトンボの群れが見えて残暑は厳しいものの
秋はもうそこまで来ているんだなぁと感じました。
身近な色々な自然と触れ合ったり思いっきり体を使って遊んだりできる大きな遊び場が子ども達の心と体を育ててくれている事を実感し、この場所を大いに利用して元気な子ども達を育てていきたいと思いました。