2023年8月25日 金曜日
今日は、青コースの夏季保育がありました。昨日、夏季保育に参加した赤コースの預かり保育の子達は、本日夏季保育予定の青コースの子や預かり保育の教師達に嬉しそうに楽しかったことを話していました。青コースのぞう組のKくんは「ずるーい!」とほっぺを膨らませ、らいおん組のRちゃんも話を聞きつけて羨ましそうな顔を、、そんな2人を見かねたぞう組のSちゃんは「まぁ、私たちも明日あるからね!」と声をかけて慰めていました。
それぞれ色んな思いを胸に本日を迎えた青コースの子ども達は、久しぶりに会う友達に嬉しそうに話しかけていました。うさぎ組のHちゃんは「Hちゃん、Aちゃんに会いたかったんよ〜」とぴょんぴょん跳ねて喜んでいました。この日のためにテラスに並んでいた靴箱が移動されていましたが、年長児達が自然と年少さんの手を引いて見つけてあげる姿が見られ、感心しました。
そんな青コースの夏季保育の今日、教師達は子ども達から沢山の驚きと感動をもらいました。工事のために紙に貼られた白いパネルを触ると熱いところや冷たいところがあり、温度が違うのです。「ここはあったかい!」「ここは冷たくて気持ちいいよ〜」と触って教える子ども達は、太陽の当たり方で壁が温かくなっていることに気が付きました。
でも、なんで冷たいところがあるのか分かりません、、。工事のおじちゃんにも聞いてみることにしました。すると「あれ!なんで〜?」と言っていましたが、すぐに理由が分かり教えてくれました。冷たくなっている壁の裏には臨時トイレがあり、太陽が当たっていないことが分かりました。太陽が当たると物が温かくなり、日向・日陰の違いを感じることが出来た子ども達でした。
そうこうしていると、ひまわり組のRくんがポールの黒い部分を触って「ここもあついよ!」と話していました。
そして、黄色の部分を触ると冷たいことに気がついたのです。太陽はどちらにも同じように当たっています。色で温度が違うのです。園長先生から黒い色は太陽をいっぱい吸収し、黄色い色は太陽と反射することを分かりやすく説明をしてもらってそれでも不思議そうな子ども達でしたが、子ども達の気付きは更に広がり、自分の帽子の色と他のクラスの友達の帽子に触って温度の違いを試していたのです。するとなんと!らいおん組の山吹色帽子とひまわり組の黄色帽子よりぞう組の濃い青色の方が温かいのです。「すごい!」「ほら、触ってみて!」と色によっても温度が違うことにも気付く子ども達でした。「ほんまや〜」と子ども達の発見に驚く工事のおじちゃんに得意げに次々話しかけ、話が止まらない子ども達でした。
昨日に続き、青コースの子ども達も園舎の跡地に今日だけ特別に入れることに、、。古森先生のお話を聞いて期待は高まるばかりです。
いざ、跡地へ!走りきれないほど広く、不思議そうに入って行く子や前まで生活していた保育室の思い出を振り返りながら歩く子、子ども達も教師も探究心が止まりません。憧れのバックホーにも乗り、写真撮影して貴重な1日となりました。
天気にも恵まれ、汗をかいたあと、みんなで分け合ったポッキンアイスはまた最高です!もちろん工事のおじちゃん達にもポッキンアイスのお裾分けです。
幼稚園を解体してくれたおじちゃん達とはもうお別れになります。そしてみんなも「また始園式でね!」と9月に会える日を楽しみに帰っていきました。