幼稚園の日記(ブログ)

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  2023年7月14日 金曜日

三葉っ子ウォーターランドも、はや3年目。しかし、今年のウォーターランドは今までとは全く違います!なんと!さんさんらんどを使ってのウォーターランド!!子どもたちはこちらが想像する以上のお祭り騒ぎで、踊る・走る・笑う・食べる…今日一日思いっきり遊びました。

今日を楽しみに今週一週間カウントダウンをしていたクラスもありました。朝の準備をしている教師を見て「せ~んせ~!!おはよ~!!」「きょうたのしみだね~!!」と仮園舎から何人も声をかけてくれました。今日は特別に水着の上から服を着ての登園です。昨日くま組のHちゃんは、「明日の水着は一番のお気に入りにしなくっちゃ♪」とるんるんで降園しました。お家でも話題にしてくれていたようで、「お母さんがいいな~って言ってた!」「お兄ちゃんがめっちゃ楽しいよって言ってた!」と子どもたちが、それはそれは嬉しそうに話していました。家族が羨ましがってくれるって、特別感が増しますよね。もう朝起きた時から子どもたちの期待はふくらんでいたのだなと思いました。

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三葉の夏祭りおなじみのオリオンビールの歌で準備が始まります。ドドン・ドドンという太鼓の音に胸が躍ります。「ソレ!ソレ!!」と掛け声をかけながら、年長児はさんさんらんどの山へ駆けあがっていきます。山を使っての盆踊り!見ていて圧巻でした!なんて贅沢な盆踊りなんだろう・・・(笑)山の下ではぴょんぴょんと年少児とプレ年少児が躍ります。上と下で別れての踊りでしたが、心は一つ!すみれ組の子どもたちは山の上で踊るお兄ちゃんお姉ちゃんたちを憧れのまなざしできらきらビームを送ります。ぱんだMちゃんはすみれ組さんへ笑顔をふりまいて、すみれ組のK先生は「Mちゃんにはきらきらビームが届いてたし、送ってくれた」と嬉しそうに話していました。山の上のお兄ちゃんお姉ちゃんたちも「ちっちゃい子がかわいい」「上手に踊ってる!」と話していました。

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古森先生に「みんな元気かな~?」とお話をしてもらいました。今日は特別なウォーターランド祭りなのでみんな元気いっぱい遊ぼうね、と約束をしてお祭りの始まりです!

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さんさんらんどのスプリンクラーは今日も開放!実は昨日自動制御のスプリンクラーを今まで片面だったのを全面出るようにしてくれたのです!山の上でも三葉っ子は走る走る!子どもたちのパワーが今日はいつにも増してあるように感じました。みんなの笑顔のかわいいこと!各担任が撮るスナップ写真を見ると、どの子も満面の笑みで写っていて、こんな笑顔を見せてくれるなんて幸せだなぁと思いました♪たんぽぽ組さんもスプリンクラーのお山初体験です。「嫌がるかなぁ?」とちょっぴり心配していた担任でしたが、そんなのお構いなしと言わんばかりにきゃっきゃと喜んでいました。

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今日のプールは特別です。園長の「今日はなんのお祭り?水遊びのお祭りでしょう~?!じゃあ今日はとびっきり特別なプールにしてあげなくっちゃね!」という提案で、プールをかわいく華やかに飾ってくれたのです!さんさんらんどの裏の門をあけると、まっすぐ先に明るいプールが真っ先に目に入ります!「早く早く~!!」とプールから目が離せないAちゃんは周りの屋台に目もくれず一目散にプールに向かいました。「わ~かわいい!」と周り一面にある飾りを上も横も目を輝かせながら見ていました。うさぎ組のAちゃんはプールを見た瞬間、目がきらんと光って(担任曰く、本当に光る瞬間を見たそうです!)「うわ~こんなプールに入れたら最高!嬉しすぎる~!!」と大喜びだったそうです。今までで一番素敵なプールに代わる代わる入ってたっぷり遊びました。

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もう一つ今年ならではの楽しみがあります!お買い物です。保護者の方にご協力いただいて本物のお金を持たせてもらいました。Bくんが「先生これ見て?」と古森先生の元にとととっと駆け寄ってきました。「どうしたの?」と言うと、嬉しそうに「これ~」とお守り袋くらいの大きさのお財布を見せたそうです。「わ~素敵、これどうしたの?」と聞きました。すると「あのね、これお母さんが作ってくれたの」と得意そうに話したそうです。世界でたった一つの大事なお財布です。それを見せてくれたことが嬉しかったと園長が私たちに話してくれました。

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28FC9762-F376-4134-8F99-C91F7BADCC90お買い物は「金平糖」と「雑貨一点」です。きらきらの金平糖、「何色にしようかな?」と選びました。この金平糖はお家の人へのお土産でもあります。家族みんなでわけて食べるんだと話していました。プールに入っていたぱんだ組の子どもたちは、お買い物にぞろぞろやってきたくま組の子どもたちを見て「え?何してるの?先生お兄ちゃんお姉ちゃんお買い物しよる!早くプール出んと!!」と焦りだしたようで、担任が面白かった~と話していました。昼食前、昼食後とお買い物をさせてもらったのですが、たんぽぽ組のお買い物には年長が付き添うことになりました。ぞう組のKくんはお買い物をしたたんぽぽ組さんに「ありがとうは?ありがとう言わんといかんよ?」と優しく教えてあげることができました。くま組のEちゃんはたんぽぽ組さんの顔を腰を折って覗き込んで「どれにする?」と肩を抱くようにして付き添っていたようで、微笑ましかったとY教諭が教えてくれました。お買い物袋はかわいい動物さんです。プールバッグの持ち手に結ぶと耳がぴんと立って「うさぎや~!!」とプールバッグをぴょんぴょん飛び跳ねさせている子もいました。なんでも喜んで、嬉しいと言ってくれる三葉っ子たちを見ると、子どもたちの素直さ、表現力の豊かさに見習わないといけないなと反省させられます。

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昨日のお知らせポスターに「明日はひんやりすいーつがあるよ!」と書いていました。看板の「こおり」の字が見えた瞬間「今日のひんやりはかき氷だったんか~!!」とらいおん組の子どもたちは大興奮でした。みんな舌をべ~っとして、カラフルに染まった100点の笑顔を見せてくれました。

 

 

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今日の給食は行事特別給食です!3年前の東京オリンピックでアスリートのために考案された「アスリートそうめん」と「フランクフルト・スイートコーン・にらみそきゅうり」の屋台風給食に子どもたちの箸が進みます!古森先生に「アスリート」の意味を話してもらって「いっぱいいっぱい遊んで元気なみんなもアスリートみたいだね」と声をかけられるとニヤッと笑う子もいました。さくら組のRくんは「ぼく、おそうめん“あつまれあつまれ”してぜ~んぶ食べたよ!」と誇らしそうに話していたそうです。今日はみんないつも以上によく食べました!

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「おいしいね~」と食べていると役員さんがごそごそと何か準備を始めました。そこには「おみやげやさん」の看板が!みんな一人一つ、お土産を頂きました。「今日は最高やね~」と口々に話していました。そうして今日のウォーターランドも終わりです。「毎日ウォーターランドだったらいいのに~」「夏休みもする?」「あ~楽しかった!」と満足そうに、名残惜しそうにみんな笑っていました。

帰りのバスでも大興奮だったそうです。ぞう組のKくんはみんなで踊った「幸せ恐竜音頭」口ずさみながらバスに乗りました。すみれ組のIちゃんは「お土産いっぱい買っちゃった♪」と隣のYちゃんと見せ合いっこです。たまたま同じ消しゴムを買っていたようで「一緒だね~!」と顔を見合わせて笑っていました。うさぎ組のSちゃんはバス降りた瞬間に「ママこれあけてみて~!」と言い、話しながら帰る姿が見えたとバス担当の教師が嬉しそうに話していました。

つい先日、「コロナ禍で5歳児に約4カ月の発達の遅れ 3歳、5歳ともに発達の個人差拡大」というショッキングなニュースを聞きました。コロナ禍で、コミュニケーションが十分にとれない、いろんな経験をさせてあげることができていないという事が原因のようです。そして詳しく調べてみると、それは「質の高い保育環境が確保されているか」という施設差があるということでした。この4月に卒園していった今の一年生ののびのびとした主体的ではつらつとした姿を思い返し、うちに限ってそのニュースは当てはまらないと胸をはって言えます。子どもたちに今しかできない、二度とない経験をさせてあげたい。工事だからできない、コロナだからできないではないではなくわたしたちの知恵と工夫をもって意図的な環境を作って子どもたちを迎えなければいけない、また、明るくかわいい子どもたちに負けないくらい元気な教師集団でいなければならないねと職員会で話し合いました。今日の行事が子どもたちにとっても私たちにとっても意味のある、特別な一日になりました。