2023年7月2日 日曜日
コロナ禍が終わって従来の本園の生活に戻っていたものの、園舎建て替えにより再び屋外遊ぎ場での生活が始まって1カ月半が経ちました。すでに前回の生活に慣れている子もいましたが、それ以降に入園してきた子どもたちにとっては園舎が変わって戸惑う様子も見られました。しかし今ではみかん組・れもん組が一緒に生活することにも慣れ、一緒に遊んだり譲り合ったりすることもできるようになってきました。
梅雨に入り雨が降り続いた日は、屋内で少しでも身体を動かせるようにトランポリンや少し大きなすべり台、テント下の人工芝にあるすべり台を保育室に入れ、環境を変えると子ども達は全身を動かして遊んでいました。少し大きなすべり台では順番を待つこともできるようになり、2歳児のAちゃんは「まだよ!」「順番よ!」と友達に教えてあげる姿も見られとても微笑ましく思いました。また、トランポリンの横に座ったBちゃんは友達が跳んでいる回数をカウントするように手をたたいていました。そこにトコトコやってきた小さい友達に「一緒にしよう」というような素振りで遊ぶ姿も見られました。
乳幼児には広過ぎない適度な空間で遊ぶことで育ち合えることにも気付くことができました。そして何といっても以前と違うのは、園庭を見ると幼稚園児が元気いっぱい遊んでいることです。ここには昔、地域の子ども達が年齢を超えて遊び、年上の子ども達から年下の子ども達が様々なことを学び成長した形が見られるように思います。ついついつられて外に出たくなりますが、遊んでいる様子を見るのも以前の保育園だけの生活とは違い刺激がいっぱいです。
雨が上がった晴れの日、朝から湿度が高く蒸し暑い日。しかし幼稚園児も保育園児も待ちに待った日となりました。そうです。水あそびができる日です。保育園の子ども達も待ち構えて水くみあそびの開始です。みかん組・もれもん組も同じようにしようと分かれてすることにしました。用意していたカップやペットボトルはすぐに子ども達の手に。そして思い思いに水くみをしたり少し高いところから流してみたりしていました。2歳児のCくんはペットボトルに入った水を上から流し「見て見て!シャワーみたい!」と楽しそうです。また、カップに水を入れては手や足にかけて水の感触を楽しむ姿も見られました。小さなカップや中くらいのカップ等、それぞれのカップに水を入れ流しては入れをくり返し遊んでいました。
まだ今回は初めてだったので慣れない子どももいましたが夏はまだまだこれからです。子ども達の様子をじっくり見ながら水あそびを楽しみたいと思います。これから益々暑くなってくるのでこまめな水分補給や体調に気を付けながら夏の遊びを楽しんでいきたいと思います。引き続き、朝の検温・プールカードの記入をお願いします。