2011年7月12日 火曜日
毎日暑さに負けず、元気に戸外で遊んでいる三つ葉っ子たちです。テントの下や、木陰で遊んだり、水で遊んだりして涼しい所を探していました。魚つりのコーナーでは、竿の使い方が上手になってきて、順番もしっかり待って友達と代わり合って遊べるようになりました。「こんなに釣れたよー。」と言ってバケツいっぱいに釣った魚を入れて嬉しそうに自慢していたSちゃんを見て、周りの友達も釣りたい魚にねらいを定めて、真剣な顔になりました。片付ける時もくるくるとひもを竿に巻きつけて、元あった場所に戻す事ができていました。
水くみ遊びの所に行くと、ぺんぎん組のAちゃんと、ぱんだ組のSちゃんが、「このペットボトルがいい。」「カップの方が入れやすいよ。」などと、2人であれこれ話をしながら遊んでいました。始めはゼリーのカップからカップへ水を移し替えていました。そして、緑のカゴを台にして置くと、その上に何個も何個もカップを並べて水を注いでいきました。水がいっぱいになって、ちょろちょろとあふれているのをじっと見ていたAちゃんが、何かを思いついたように、カップを積み上げていきました。1段、2段、3段と・・・6個のカップを組み合わせて、それはタワーのようになりました。1番上のカップに水を注ぐと、あふれた水が2段目のカップへ、そして次は3段目へと、シャンパンタワーのように水が下に流れていくのを見て、嬉しくなりました。Aちゃんのひらめきに、Sちゃんも感動して、2人で夢中になって長い間遊んでいました。
そして、今日は手作り給食だったので、朝早く来た子どもたちと一緒に玉ねぎの皮を剥きました。ぺんぎん組のMちゃんは、朝登園して来ると、「今日手作り?玉ねぎあるならお手伝いするよ。」とMちゃんの方から言ってくれました。その玉ねぎがお味噌汁の中に入っていたのを見つけて、「ここに使われとった!」と嬉しそうなMちゃんでした。そして、今日は子どもたちの大好きな肉じゃがだったので、みんな大喜び。何回もおかわりして、トレイの中が空っぽになっても、「まだ欲しい!」「もっと食べたい!」と言って、調理室に追加のおかわりまでもらいに行きました。肉じゃがの中に糸こんにゃくが使われていますが、そのまま糸こんにゃくを入れて煮込んでしまうと、水分が出すぎてしまって、味が薄くなってしまいます。そこで、幼稚園の肉じゃがは、一度こんにゃくをから炒りして水分を飛ばして、こんにゃくだけで味をつけてから、じゃが芋と一緒にしているのだそうです。一工夫加えられた魔法の味に、子どもたちもやみつきです。
また、今日は降園前に、避難訓練をしました。あると知らされていなかった子どもたちは、サイレンの音を聞いてびっくり。身の回りにある椅子や棚、机などの下に隠れて身を守りました。椅子のしたに隠れようとしたけれど、体が入りきらないので、どうしよう・・・と思ったYちゃんは、2つの椅子を並べて置いた下に体を横に向けて入っていました。今日の訓練のように、地震とはいつ、どこで、どのようにして起こるか全く予想がつきません。南海大地震も、そう遠くない時期に来ると言われています。その時の状況で、正しく安全な判断ができるように、習慣づけていきたいと思います。