2011年7月8日 金曜日
朝から日差しが強く、暑い一日になりそうな気配に子ども達やたくさんの見学の方を迎えるために涼しい環境作りをしました。しゃぼん玉コーナーのテントには、新竹にくっつけていた笹飾りの重さに折れてしまった七夕飾りを副園長のアイディアでテントのふちに付けることにしました。笹が風に揺れて見た目にも涼しいしゃぼん玉コーナーになりました。見学のお母さんも一緒に石鹸を削ったり、飛ばしたりと子どもと一緒に楽しんでくださっていました。
砂場には、昨日新しい海砂が入りました。それに気付いた子ども達が次々に集まって来ました。柔らかい砂は年少児もスコップですくいやすく、穴を掘ったり、運んで山にしたりと思い思いに楽しんでいました。そこに、年長児が加わって遊びは次第にダイナミックになっていました。異年齢児が入り混ざって活発に遊ぶ砂場は活気に満ち溢れていました。その中で子ども達は、新しい砂は、山を作ってもなかなか硬くならないことに気付きました。すると、きりん組のAちゃんが「水をかけたらいいんよ。」と言って水を運び始めました。山が硬くなったので、トンネルを掘ることにしましたが、掘って時間が経つとまたまた崩れてしまったのです。子ども達がどうするのか見ていると、もう一度トンネルを掘って今度はパイプを中に通し始めたのです。この子ども達の姿に、さすが遊び込んでるなと感心させられました。自分のしたいイメージを持って遊び、思うようにいかないことがあると、どうすればいいのかということを考え、今までの遊びの経験から知恵を働かせて子ども達は次の活動に応用し、生活を豊かにしていくのです。私自身子ども達に教わることばかりです。
いつの間にか、見学の方達も裸足になって砂場で遊んだり、プールに入ったり、野菜を包丁で切って料理をしたりと色々なコーナーで楽しまれる姿がありました。ままごとコーナーでは、「本物の野菜やー」と興味を持って見ているお母さん達に子ども達は「見てみて!!」と得意そうに作った料理を見せていました。
いっぱい遊んで盆踊りを踊った子ども達は、お部屋に入ると「お腹すいた」と口々に言っていました。今日の給食のメニューは、豚丼とニラともやしのカレー炒め、トマト、お吸い物です。すみれ組は年長児に混じって何度もおかわりに並んでいました。ちょっと苦手な野菜も友達がおいしそうに食べていると思わず食べてしまいます。
見学の方も説明会の後、給食を食べて頂きました。「おいしかったです。」「子どもが全部食べて味見させてくれ中かったんです。」と言ってきれいに食べたお皿を返して下さいました。今日は、たくさんの方に来て頂き、子ども達の遊びや学び、生き生きと自分の好きな遊びを見つけて楽しんでいる姿をたくさん見て頂けたと思います。子ども達が思わず入りたくなるような環境作りを日々考えていきたいと思います。明日も説明会があります。たくさんの方が来てくださるのをお待ちしています。