2023年5月25日 木曜日
朝、戸外のままごとのコーナーでは、様々な学年の子どもたちが入れ代わり立ち代わり遊んでいました。今日は、いろいろな種類の野菜に混じって、昨日駐車場で収穫したびわの中で少し痛んでいるものも入っていました。早速、びわを見つけた子どもたちは、慣れた手つきで皮をむいたり、切ったりして料理の中に入れていました。子どもたちが何を作っているのか見ていると、うさぎ組のAちゃんが「できた〜‼︎」と言って嬉しそうに料理を見せてくれました。「何ができたの?」と聞くと、「くだものスープ」と教えてくれました。そのスープには、びわと小さく切ったりんごがたっぷり入っていて、とてもおいしそうにできていました。
そんな時、年長さんたちが門のところに並び始めました。「どこに行くのかな〜」と手を止めて見ていると、バスに乗りこみ生石農園のびわ狩りに出発です。それに気が付いた年中さん・年少さんも門のところから「いってらっしゃい〜」「おいしいびわをおねがいします!」と見送っていました。
年長さんたちは、大きな木の上の方のびわを採るにはどうすればいいか考えながら友達と協力して収穫してたくさんのびわを持って帰ってくれました。年長さんが収穫してくれたびわは、駐車場のびわより大きくてオレンジ色をしていました。みんなで分けて食べると「おいしい〜♪」「あまーい♪」と友達と嬉しそうに話していました。今日はお家にもおみやげにびわを持って帰っています。幼稚園では、畑や果樹園でたくさんの野菜や果物を育てています。この環境を大切にしながら、たくさんの自然と関わっていけたらと思います。
朝、年長さんが外で絵を描いているのを遊びながら見ていたりす組の子どもたちもお部屋に戻ってからお絵描きをすることにしました。一昨日したもちまきが楽しかったらしく、ブルーシートの上に立っておもちを拾っているところを描いたり、青い服(青色のはっぴ)を着た工事のおじちゃんを描いたりしていました。子どもたちの思い出がたくさんつまった絵を見て、そのとき経験したことを子どもたちなりに表現できるように関わっていきたいと思いました。