2023年4月26日 水曜日
先日、こどもかんの大移動があり、みんなでその様子を見たところですが、今日はうさぎさんのお家の移動がありました。教師の「もうすぐ動くよー!」と言う声を聞いた子どもたちは「はやく、はやく!」と一階と二階のテラスに集まってきました。工事の方がうさぎ小屋を動かす準備をしているなか、「まだかな、まだかな?」と子どもたちはソワソワしているようでした。大きい長いクレーン車がゆっくりと動き始めると「動いたよー!」「すごーい!」と子どもたちは釘付けになっていました。「どこに行くの?」「あそこじゃない?」と子どもたちの中でいろいろイメージが広がっているようでした。年長さんからは自然に「がんばれ!がんばれ!」と応援する声があがっていました。
無事、うさぎ小屋の移動が終わると年長児は特別にそばまで行ってみても良いよと言ってもらいすごく嬉しそうにそばまで走って行って確かめていました。年長児達は間近に見るクレーン車に「すごーい!」「クレーン車大きいね!」とその迫力に大興奮していました。うさぎ小屋のクレーン車での移動が無事終わると次は工事の方達が小屋の下に小さな丸太を入れこんでいました。丸太を入れるためには小屋を浮かさないといけないらしく、浮かす為の装置を工事の方が使っていると、「あれ知っとるよ!」「僕のお父さんもあれ使って車のタイヤとか替える!」と嬉しそうに話していました。なぜ丸太を入れているのか不思議そうに見ていた子ども達はあの丸太が車のタイヤのようになって大きな小屋を微妙に動かしていることに気が付き、「へー!すごいね!」とさらに興味が湧いたようで、前のめりになりながらじっと様子を見ていました。さらに、動かすために丸太を入れ、うさぎ小屋を押す準備をおじちゃんたちが始めると、「がんばれ!がんばれ!」と自然と応援の声が出てくるほど、年長の子ども達は釘付けでした。おじちゃん達が4人で力を合わせて小屋を押すと、そろりそろりと動き、「すごーい!」と拍手が上がりました。教師達もこの作業は子ども達の遊びの中で生きるに違いないと朝一番からとても楽しい時間を過ごす事ができました。
うさぎ小屋の移動が終わり、しばらくすると次は登り棒が動いているのを見つけて、みんながテラスに集まりました。うさぎ組の子ども達は「あのクレーン車があればなんでも動かせそうだね」も嬉しそうに話していました。まだまだ続く園舎建て替え工事。その様子を子ども達と間近で見ながら様々な事に気付いたり、発見したりしていきたいと思います。