2023年4月7日 金曜日
今日から新年度が始まりました。あいにくの雨、しかし土砂降りの雨の中、新しい帽子と名札を付けた子ども達が続々と登園してきました。お天気を気にすることなく「新しい先生は、誰かな」とドキドキの様子です。
持ち物を片付けると新しい帽子をかぶり、担任の先生が書いた新しい名札に取り替えてもらって令和5年度1学期の始園式、開始です。
新しい帽子をかぶった子ども達は心もお兄さん、お姉さんになっているようで、背中もピシッと伸びていました。古森先生から「年長さん!」と声を掛けられた年長さん。しかし、子ども達は「アレッ?」1人2人ポツポツと自信無さそうに手があがりました。それを見て古森先生が「あれ~?年長さんいないのかなぁ~」「手のあげ方も、たけのこみたいにしっかり伸びなくちゃ」と言いました。それを聞いた年長さんは今度は自信たっぷりにたけのこのように「ハイッ!」としっかり、手を挙げていました。年中さんも呼ばれると負けじと「ハイッ!」と、元気良く手を挙げました。「月曜から、新しい年少さんも来るよ」「困ってたらどうする?」と聞かれると「教えてあげる!」と、子ども達は、自信満々に答えていました。古森先生が「怒ったみたいな怖い顔で教えてあげる?」と聞くと、「ちがう!優しく教えてあげる!」と言って、子ども達も、必死に古森先生に伝えていました。「そうだよね、怒ったみたいに言うと、怖いよね」と古森先生も言ってくれ年長、年中児は、今から新しいちいさな友達が来てくれるのを楽しみにしているようでした。また、月曜からの登園も「泣いて来る?嫌だ嫌だって言いながら来る?」と聞かれると「もう泣かないよ!」と、お兄さん、お姉さんになったことを意識しているようでした。
ホールに集まるからとマスクをして集まってきた子どもたちに「マスクを外してみんなの笑顔が見たいな。」と、古森先生が言ってくれ、子ども達も先生達も外してニコニコの顔、顔、顔。そこで子ども対先生のにらめっこ対決が始まりました。先生達が前に出て「せーの」の合図でみんなで変顔をします。子ども達も先生達も、おもしろくてつい笑ってしまいました。「今日はどっちも笑っちゃったから、ひき別け!!」と今日のにらめって対決は、ひき別けになりました。そこで先生紹介です。自分のクラスの先生や昨年の担任が登場してくると拍手と声援が起こり、先生たちはまるでアイドルになった気分で嬉しそうに手を振って退場していきました。そして次は明日の入園式で代表で出る、年長児達の踊りです。手もしっかり伸びている代表の子ども達は、とってもかっこ良く、見ていた年中さんの中には、一緒に踊っている子もいました。
一番前で見ていたたんぽぽ組の子たちは、かっこ良い年長さんを見て、自然と立ち上がり、身振り手振り、座って床をたたき、ついに音楽に合わせて年長さんの真似をして、踊り始めたのです。教師達全員が笑顔で見守り「可愛い~!」と声が上がるほど、初日からたんぽぽ組さんたちの中嬉しそうな素敵な姿を見ることが出来てすごくほっこりするひとときでした。
たのしいことがたくさんあり、終始笑いの絶えない始園式となりました。
今年度一年、工事で園庭も狭くなり、不自由になりますが三葉らしく新しい工夫で乗り越えていきたいと思います。ご協力お願い致します。