2023年4月8日 土曜日
本日、令和5年度、入園式を行ないました。前日の雨がうそのような、そして、三葉っ子の入園を祝うかのよう晴天の中での入園式となりました。
ピカピカで少し大きめの制服で登園してきたプレ年少組や保育園から入ってきた子ども達は、いつもとは違う雰囲気を感じ、緊張した表情の中にもちょっぴりお兄さん・お姉さんになったような表情も見られました。
入園式を計画するにあたり、教師にはある一つの心配がありました。それは『式場に上がる際、お母さんお父さんから離れられるかな?せっかくの式にどうすれば笑顔で参加できるかな?』でした。ところがどうでしょう。教師の心配をよそにお母さん、お父さんから離れ、式場に上がる子ども達、ちょっぴりさみしく、お母さんと上がった子どももお母さんの横では落ち着いて式に参加できていたことに驚かされました。
そして、驚きは式中にもたくさんありました。「○○ぐみさ~ん!!」の園長の言葉に対して「は~い。」と答えたことはもちろん、数師の名前を言ったり「おやつを作ってね」と調理士さんにお願いしたり、「迷子になったらどうする?」と聞かれると「せんせ~!!って言う。」と答えたり、答えが次々と返ってきました。
そして、その子ども達の答える様子を見守ってくださる保護者の皆様の雰囲気も温かく、より今年の一年が楽しみになりました。そして、入園式に駆けつけた年長、年中さんの代表児(入園児の兄弟)も堂々と言葉や園歌、踊りを披露してくれ、そのかっこよさに年少児は目が釘付けになり、「かっこいい!」ともう憧れの眼差しで見ていました。
式が終わり、退場になると自分の座っていた椅子を片付けようとする子もいてまたまた、驚きました。可能性いっぱいで、キラキラ輝くやる気いっぱいの目を大切にしたいと感じた式となりました。
そして、今年は何年が3年振りにお父さんもお母さんも入って写真撮影ができました。約束していた調理師さん手作りのクッキーを渡すと「ありがとう」としっかりお礼を言って握りしめ、笑顔で写真が撮れました。
園長の話しにもありましたが、今年は工事が始まります。不自由をお掛けしますが、子ども達にとっては、それも楽しみに変える環境になるよう工夫して保育していきます。
大切な子ども達の2度とやってこない今のこの時期を教職員一同で楽しく、成長につなかる時期となるようかかわっていきますので、よろしくお願い致します。