幼稚園の日記(ブログ)

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  2011年4月19日 火曜日

空を見上げながら、教師達は、今日も戸外の遊び環境を作ろうかどうしようか迷っていました。雨が降りそうで、気温も低かったからです。しかし、子ども達には楽しく生活をしてもらいたい、きっと外で遊びたいに違いないと思い、戸外に環境を用意することにしました。いつ雨が降ってもいいように園舎の側のテントの下にままごとコーナーを移動し、天候が悪くなっても遊べる環境を作りました。雨の日でも戸外で遊べるのが三葉幼稚園のよさです。子ども達は雨が降る中でも、ままごとを楽しむことができています。

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さて、数日前から、今年はこいのぼりをどのように出すかということを職員会で話し合っていました。副園長からは、「今年は手作りのこいのぼりを飾ったらいいね。」とアドバイスをもらい、今日から遊びのコーナーにこいのぼり作りのコーナーを出しました。教師は、ビニール袋を用意して子ども達と一緒にしっぽを切ったり、目を描いたりして作ると、こいのぼりの口から縄を通して飾りました。しかし、どうもこいのぼりの様子がおかしいのです。風をうけて泳ぐというよりも、まるで洗濯物が風で揺れているみたい・・・。その時、副園長が包装紙を使って作った大きなこいのぼりを持ってやってきました。ビニール袋で作った教師のこいのぼりより格好が良く、子ども達からは「すごーい!!」という声が聞かれました。それを竹竿に結び、ジャングルジムの頂上にくくりつけると、なんとも優雅に泳ぐのでした。年少児達は、このこいのぼりに触りたくてジャングルジムに登っては手を一生懸命に伸ばしたり、キラキラした目で眺めたりしていました。そして、風車も作ってもらうと、今度は年長児達が興味を持ちました。素材が柔らかい紙だと曲がってしまい、軸がしっかりしていないと上手く回らないといったように、簡単には上手く回ってくれません。年長児達は試行錯誤しながら、何度も挑戦していました。いつの間にか副園長のこいのぼりの下には子ども達が作った包装紙の子どものこいのぼりがつながって泳いでいました。

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三葉幼稚園では、遊びは学びであり、遊びは科学へつながると考えています。こいのぼり作りを通して、子ども達には楽しみながら風の不思議を感じてもらい、なんでなんだろうという疑問を持って、遊んでほしいなと思っています。そして、私達教師も子ども達に負けにように感性を磨いていきたいなと思います。

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