2023年2月9日 木曜日
暦の上では立春を迎えて一週間、まだまだ寒いと感じる今日この頃ですが、至るところで春を目にするようになってきました。前回私のブログで紹介したイキシアもたくさん芽が出て10c m程に伸びていました。またアネモネも大きくなり双葉、四葉と葉っぱが増えました。苺の苗にもかわいい白い小さな花が咲いていました。年中さんが11月末頃一人一人の鉢に植えたチューリップの球根も厳しい冬を乗り越え、かわいい芽が出ていました。“♪春が来た♫春が来た♪どこに来た〜♪”春はすぐそばまでやってきています。春探しの散歩が楽しみです。
発表会(2月16日)まで後5日(土・日除いて)、踊りも立ち位置、移動の仕方も覚えた年少児達です。「行くよ」と同じ役の子に声をかけたり、「ここだよ」とお休みしていた子に立ち位置を教えてあげたりする姿も見られるようになりました。踊りの振りも練習しているうちに、難しそうだったり、気になったりするところを子ども達と一緒に考えて、子どもなりの動きに合わせることで、すぐに覚えて楽しく踊れるようになりました。そこで今日は初めて衣装を身に付けて踊ってみました。それぞれの衣装を袋から出すと「わぁ~ これ」と友達に見せたり、着替え終るとルンルン気分でポーズをとったりしていました。衣装を身に付けるだけでも気分が盛り上がった年少児達はいつもより張り切って踊っていました。本番がとても楽しみです。
さて、園庭では寒いこの時期になると、体を動かして遊ぶサッカーが大人気になります。今までサッカーコーナーが園庭の半分以下の小さ目のコーナーに作って、他の色々な遊びも出来るようにしていました。今朝、それを見た園長がこれでは思い切り走ったり、ボールを蹴ったりできないと園庭の中央に東西にサッカーゴールを持って来て、広くしてくれました。柵からボールが飛び出ることもなく思い切り走り、思い切りボールを蹴る子ども達の姿に環境の大切さを改めて思いました。いつも子どもの遊びを見ながら環境を変えていく基本を忘れては、園長に指導されて気付かされることを、今日も反省しました。
また年少児達の活動も生活発表会が気になって、練習時間が長くなりがちなので、今日はお天気が良く、気温も高いので、昼食後外に出て遊びました。どの子も三輪車がこげるようになり、友達と競争したり、速く走る為、友達が乗っている三輪車を後ろから押してあげたり、また乗りたい友達と順番で交代したりして、自分達で考えて遊ぶようになってきました。今までつりかんも年長・年中さん達がしているのをじっと見ていた年少児がいつの間にかコツを学び、つりかんにぶら下がると体を揺らして進み、端から端まで行けるようになり、友達に「こうしたらいいよ」と教えてあげたり、「見てて」と出来るようになった姿を見せ合ったりして、友達とかかわって遊ぶようになってきました。
植物が芽を出して伸びていくように子ども達も沢山の刺激を貯え、次の成長に備えているのだと感じ、嬉しくなりました。春が来るのがとても楽しみです。
今日の園給食です。