2022年12月11日 日曜日
12月7日水曜日、お楽しみ会がありました。第2園舎での生活が続き、幼稚園の会議室に行くことが少なくなってしまったため、そわそわ、キョロキョロしていた子どもたちでしたが、「ひげじいさん」の手遊びが始まると手遊びを始めたり、手を叩いたりして楽しみ始めました。場の雰囲気に少し慣れると、次は「あわてんぼうのサンタクロース」が聞こえてきました。保育教諭に鈴やカスタネットをもらうと、思い思いに鳴らして楽しみました。マラカスを手作りしたMちゃんは、「Mちゃんのは?!」と待ち遠しそうにしていました。月齢の低い子どもたちはいつもと違う様子に呆然と周りを見ている子も・・・そこで、古森先生に誘われて、月齢の高い黄組、れもん組の子どもたちが盛り上げ隊として前に出て楽器を演奏してくれました。すると、何となく真似をして鈴を振ってみたり、体を揺らしてみたりする姿も見られました。
次は古森先生のお話しです。子 どもたちと同じように帽子をかぶると 「かわいい!」「おんなじ!」と嬉しそうに反応してい ました。サンタクロースやトナカイ の人形が出てくると、「サンタさん!」「トナカイさん!」と呼びかけ、Kちゃんは得意気に両手を頭に当ててトナカイのポーズを見せてくれました。
次に出てきたのはトナカイに扮した年長さんたち。「赤鼻のトナカイ」を手話で披露してくれました。兄姉を見つけたKくんは「ねぇねおった!」と指をさして教えてくれ、Sくんは「あれ!あれ!」と興奮した様子で見ていました。歌が大好きなCちゃん、Tくんは一緒に歌を歌ったり、「トナカイさーん」と声をかけたりと一番の盛り上がりを見せ、年長さんが退場していくと皆で手を振っていました。
次はペープサートです。「いい子にしてたらサンタさんからプレゼントがもらえるんだって。」そんな噂を聞いた動物たちがドキドキしながら朝を迎えるのに合わせて、何が出てくるのかじっと見つめていました。動物が出てくると、「ぞうさん!」「うさぎさん!」など動物の名前を言ったり、プレゼントの箱を開けると「くるま!」「バナナ~!」と嬉しそうに言ったりしていました。お話しが終わると、「シャンシャンシャン」と鈴の音がしてきました。なんと、プレゼントを持ってサンタさんが来てくれた のです!白い袋の中には、おいしそうなクッキーが入っていました。代表で担任の先生が受け取ると、「皆、プレゼントほしい?」と古森先生が聞いてくださいました。すると子どもたちは「ほし~い!」と目を輝かせて答えていました。「僕もちょうだい」と待ちきれない様子でプレゼントをもらうと、袋を見て「ツリーがある」と言ったり、早く食べたそうに中をのぞいている子もいました。最後は記念撮影をして、お楽しみ会は終了しました。
保育室に帰ると、今度は特別メニューのおいしそうな給食が待っていました。それを見た子どもたちは「うわぁ!ケーキだ!」「おいしそう!」「食べていい?」とデザートのケーキにそわそわ。早く食べたくてつついてみたり、ケーキから食べようとしてみたりと、いつも以上に楽しい時間になりました。
後日、クリスマス会で使った帽子やプレゼントが入っていたバッグを身に着けて登園するほど気に入ってくれた子もおり、「Tくんはね、アンパンマンがほしいの。」「Mちゃんはブルドーザー!」とプレゼントの話題も尽きません。本物のクリスマスまでまだまだ子どもたちと楽しめそうです。