2022年11月2日 水曜日
今日は、参観日最終日。そして、年長児にとっては幼稚園生活、最後の最後の本当の最後の運動会でした。昨日の運動会での準備や進め方でいろいろな反省や課題があった教師たちは、朝からあれもこれもに手が回らず頭を抱えていました。そんな時には、「お願い」と任せられる心強い三葉っこがいるのです!!
古森先生から客席前のロープの結び方を教わると、ぞう組のNちゃんとらいおん組のKちゃんは2・3回ですぐにコツを掴んでしまいました。そこへやって来たT先生がロープを結ぶと「ちがーう!!ちょっとかして!」とNちゃんとKちゃんからたくさん指導が入っていました((笑))
また、イスがどこにあったら見やすいのかを考えて置いたり、座る席が濡れているとサッと拭いたり、大人にも出来ない心配りや気配りが自然に出来る子どもたちに「なんてこんなにすごいんだろう。」と教師たちは驚き感心させられるばかりです。
いよいよ運動会スタートです!昨日に続き、全学年両コース参加のため、ハプニングはつきものです。(温かく見守って下さった保護者のみなさまありがとうございました。)
さっそく、こいのぼりレースでは4チームの熱い戦いが始まりました。全チームが無事ゴールすると結果発表です。「1位くまチーム、2位らいおんチーム、3位きりんチーム…」と4位の発表前に教師と子どもたちが「3位じゃない2位!」とざわめき始めました。すると、結果発表をしていた吉本先生は大慌て。(実は吉本先生は他のことに気を取られ見ていなかったのです。)古森先生から「もう仕方ない!年長さん代表よ。」とジャンケンで勝負です!!順位は変わり、「1位ぞうチーム、2位くまチーム、3位きりんチーム、4位らいおんチーム」になりました。4位のらいおんチームのジャンケンをしたAちゃんに「Aちゃんのせいではないから!これは吉本先生の責任だからね。」と笑って古森先生が言うと、くま組のSちゃんはジャンケンで2位になったYくんに「どんまい‼︎たえこ先生間違えたけんね。仕方ないね!」と肩をポンポンと叩いていて、思わずクスッと笑ってしまいました。
年中、年少、たんぽぽさんも前回の運動会ではなかった新しい課題がありました。自分でできる年長を見てきた年中、年少、たんぽぽさんの子供たち。「大丈夫かな…」という教師の心配をはねのけるほど、自信満々で輝く笑顔でやって見せてくれました。
*たんぽぽ*
*年少*
*年中*
*年長*
教師が子供たちを信じて見守ることができること、任せることができるのは、三葉っこだから…。コロナの中で教師も子供を信じて共に笑い、共に遊び、共に考えたから…。よく遊んでよく考えてよく笑うことで、子供たちは自ら成長するのだと、私たち教師は子供たちから学んだのです。
運動会のご褒美1回目は、写真付きメダルとノート、シャボン玉。2回目、3回目は古森先生から「ご褒美もらっちゃう?」の一言で、お菓子のご褒美が!!子供たちは、お菓子1つのご褒美をもらって飛び跳ね大喜び。
コロナ禍の中での生活から始まり、主体的に進めた運動会の中で、更に育った年長さん達ですが、早速、昼食後、年中・年少さん達から鼓笛隊の指導オファーがきたのです。園庭に出てきて、即興鼓笛隊と踊りが始まりました。3歳児のバトン(広告で作った剣)の特訓が始まっています。まだまだ来年、再来年で鬼が笑うかも…の話ですが、みんなが年長になるのが今から楽しみです。今日の運動会は、楽しすぎて、教師たちの反省会はエピソードと三葉っ子自慢が止まりませんでした♪次は作品展が待っています。これも三葉っ子の得意分野でまたまた楽しみです。
*おまけ*
昨日の帰り、年長児の部屋では第2回運動会の振り返りを話していました。すると、どうして雨がお昼から降り始めたのかという話題に…
Hくんは「神様が頑張ったけん止めてくれとったんじゃない?」、またYちゃんは「運動会で体が熱くなったらけん雨で冷やしてくれよるんやない?」といろいろな回答が。そこで「教師が神様のおかげやね〜」と言うと、誰かが「そ〜らありがと♪やね」とペットボトル鳴子を持ったふりをして踊り始めました。そんな何でもポジティブに考え、言葉を繋げることができる子どもたちはきっと幸せ者になるとおもいます♪