2022年9月28日 水曜日
朝から元気いっぱいの子どもたち!踊りの曲が流れると自然とデッキの前に集まってきて、踊り始めます。年長児は自分たちの曲になると「踊りしよー!」と声を掛けあってみんなで踊ります。また、違う学年の子達が来ると教えてあげます。
今日は、年長児は朝1番で踊りの練習をしました。踊りは手足をしっかり伸ばして踊っていましたが、昨日たくさん練習したはずの移動が中々上手に出来なかったのです。それを見ていた古森先生が「年長さん!昨日やった所が出来てないよ!」「みんな、次はどうするのか自分で考えないと、誰かを見ながらしていると覚えられないよ」と声を掛けてくれました。そこで古森先生が子どもたちに仕掛けたのは、自分達で考えながら移動する方法を”ストップゲーム”で遊びながら隊形移動をする方法です。それを聞いた子ども達は「あの、動物とかになるやつやろ?」と嬉しそうにヒソヒソ話してかけっこの構えで待ちます。教師のスタートの合図で走り出すと、ものすごく楽しそうにスタートし、どんな動物が言われるのかドキドキしている様子でした。「ゴリラにな〜れ!」と言われると「ウホウホ!」とゴリラになりきりポーズを決めました。次々言われるお題を難なくこなしていき、次は何だろうとワクワクしていると「クラスみんなでヘビさん!」というお題がきたのです!”クラスみんな”と言われた子ども達は、どうにかヘビを完成させようと「こっち!」「ヘビは長いんよ!」と目標である”自分達で考える”と言う約束通り頑張ります。なんとなが〜い、なが〜い園庭のトラックの端から端まで繋がるヘビが4匹出来上がりました。次は「クラスで鳩」と言うお題です。子ども達は動き始め、形を作って行きました。羽根は?頭は?話し合う暇はありません!自分がどの部分になるか考えながらうごいて完成したのは、教師達は何の形か不明です。そこで、「頭の人!羽根の人!」と聞くと、それぞれでバラバラに手を挙げていました。
「じゃあ、次は〜踊りの丸に移動〜!」と言われるとストップゲームを存分に楽しんだ子どもたちはら気合いもバッチリで移動し始めました。朝は中々上手に出来なかったクラスの丸もすぐに、移動して綺麗な丸ができていました。さらに、+の形になる移動も、列が崩れがちだったのですが、子ども達一人一人が前の友達を見ながら、列を揃えてバッチリ+の形になっていました。「凄い!!出来てる!!」と先程まで困った顔をしていた教師達が笑顔で拍手をしてくれると、凄く嬉しそうに踊っていました。
朝の踊りと比べると何十倍も上手に移動出来て、たくさんの教師に「いいよ!出来てるよ!上手だよ!」と褒めてもらった子ども達の表情は、とても明るく、笑顔が溢れていました。最後には見てくれていた教師達からコメントを貰い、さらに嬉しそうな表情が得意そうな顔に変わっていきました。たくさんの教師達からたくさん褒めてもらって、今日も大満足の子ども達でした。運動会当日まで数日ですが、このまま子ども達のやりたい!楽しい!の気持ちが続くように、教師も笑顔で子ども達と頑張りたいと思います。