2022年9月9日 金曜日
二学期に入り気がつくと来月は運動会!鼓笛隊をどうしようと青ざめている年長の教師達にいつものように平気な顔の園長の神の声が…「今年の子達はリトミックを楽しんでいたからリトミックを取り入れて練習してみたらいいよ」と提案してくれました。そこで今朝から年長の教師が園庭に四角の水線を準備し始めるとどこからともなく「これってリトミックの線?やる!」と年長児達が集まってきて自分たちでリトミック遊び?が始まりました。可愛かったのがドームの上にいたくま組のI君です。他の遊びをしていたのですがチューナータンバリンの音を聴いて近くに落ちていた小さな木の枝を持ってタンバリンをたたくマネをしていました。いろいろなところで遊んでいてもI君だけで無く他の子達もこちらに意識が向いているのだなと感じ嬉しく思いました。
そしてその後4クラスで集まり4分ちゃん、2分ちゃん、まんまるちゃん…などリトミックの形で太鼓を鳴らす練習をしてみました。子どもたちは 子どもだけの運動会 でたくさんの友達や先生に褒められ、とっても気分良く終えたリトミックだったので大喜び!その上、憧れの鼓笛隊だと知り期待いっぱいです。リトミックをそのまま、太鼓等の楽器でリズム打ちを始めると数回でみんなが意識してたたき、音が見事に揃ったのです!教師一同びっくり!!「えっ〜すご〜〜い!!」と声を上げると子どもたちの顔は自信に満ちていて音楽と教師の指示に合わせて太鼓を鳴らしていました。そんな時に古森先生が来てくれ「すごいね!でも先生の笛の音を聞くんじゃ無くて鼓笛隊にはね指揮者がいるんだよ。この指揮棒を見てするんだよ」と教えてくれました。そして鼓笛隊とは「旗がいて、ポンポンがいて、太鼓がいて、指揮者がいるんだけど、みんながバラバラに音を鳴らしたり動いたりしたらカッコ悪いよね?みんなで”音を一つにしよう!”という気持ちになって心を一つにしないといけないんだよ」と話をしてもらうと1回目よりも2回目、3回、4回とどんどん気持ちが一つになっていきました。その音を聴いて教師も嬉しくなって笑顔に♪子どもたちも笑顔に♪なってみんなが笑顔の練習となりました。練習が終わると子どもたちから「楽しかった!」「わたしもちょー楽しかった!」という声が聞こえ、それに負けじと古森先生も「超、超楽しかった!」と返してくれ子供たちはますます笑顔になりました。こんな笑顔が溢れる練習ができるなんて、これは子供たちのいつでも味方の古森先生の知恵とアイデアのおかげです。本当は内心不安だった年長の教師達は子供たちよりも嬉しかったのでした。これからも笑顔でいろいろな楽器に触れながら気持ちを一つにして練習していきたいと思いました。
今年、子供も教師もたくさん楽しんだペットボトル水鉄砲も終わりです。夏とバイバイして、秋を楽しみたいと思います♪という教師の心を気にせず子供たちは今日もペットボトルに満タンに水を入れ、友達、先生関係なく全力で走り回って水をかけあっていました。