2022年8月25日 木曜日
速報でもお伝えしていますように、今日はお泊まり保育の1日目です。大きな荷物、重たそうな荷物も「全然、大丈夫よ。」「自分で持てるよ」と言わんばかりの堂々とした顔で登園してきたかと思うと、「大丈夫?」「頑張るんよ?」「いってらっしゃい…」とどこか心配そうなお父さんお母さんを横目にす〜っと出発式のホールに向かう年長児たち。思わず園長も私たちも「行ってきます!は!?」と促すほどでした。ちょっぴり緊張していたのかしら…?
大きな大きな宇和島バスに乗り込むと「うわ〜高ーい‼︎」「きれいだね。」「ここもホテルみたいやん!」緊張はどこへやら?「もしかしたらみんなのお父さんお母さんがさんさんらんどの前でお見送りしてくれるかもよ〜」「お仕事とかご用事で来れない人もいるから、少しだと思うけど」と古森先生に教えてもらうとみんな運転手席側の窓にかじりつきました。「いるかな⁉︎」「どこかな!?」とそわそわしていると、大勢のお父さんお母さんがお見送りに待ってくれていて驚きました!!(あんなに待ってくれているとは思いませんでした!ありがとうございました。)
お父さんお母さんのいってらっしゃいでパワーをもらって子ども達のテンションはアップするばかり!バスの中でも平和通りの銀杏並木を見て葉っぱの色の違いに気付いたり、昔は道後に動物園があったことを教わったりしながらあっという間にメルパルク到着です。
メルパルクに到着すると、ホテルの方たちが笑顔で出迎えてくれ「ステキー‼︎」「お姉さんがキレイな服着てる!」と胸がドキドキ。ちょっぴりおすましして「こんにちは。」と挨拶して部屋に向かいました。荷物の整理を済ませた後は食事会場の下見です。宿泊のお部屋と同じ階の1番奥にラフィーネのお部屋があり、他のお客さんとの接触はありません。メルパルクの方々のご配慮に感謝です。
次は待ちに待ったお風呂です。前日から預かりの子たちは「お泊まり保育、温泉入るんやろ!」「ママ、ぼく明日温泉入るけんね!いいやろ‼︎」と楽しみにしていました。シャンプーと体を洗って、泡を流すと広い湯船にざぶん!!!真ん中に噴水があるのですが、それに沿ってぐるぐるまわり出す子ども達。習性でしょうか?笑ってしまいました。貸切のおかげでゆったりのんびりたっぷり‼︎温泉を楽しみました。毎年思うのですが、お風呂を楽しむ子どもたちはかわいい!!嬉しそうな気持ちよさそうな表情がまた可愛くて教師たちは暑さも忘れてニコニコになりました。
お風呂の合間に古森先生がメルパルクの杉本さんにお願いして外の泉の噴水を出してくれました。「え!すごい!まほう!?」と大騒ぎ!楽しいがいっぱいです♪
食事は18:15から。ラフィーネの会場に入るとシャンデリアがキラキラぴかぴか、音楽はディズニーランド‼︎「ここってお城?」思わずEちゃんがつぶやきました。お料理もステキ、キラキラ、本物の王子様とお姫様になったようです。「パーティーみたいだね。」という古森先生の言葉にK君は「メルパルク、サイコーやん。」と言い周りを笑わせます。「すごいよね、みんなのためにホテルの人がしてくれたんやね」というとEちゃんが「先生、私コックさんに会ってみたい」と言いました。すぐにホテルの人にお願いしてくれ呼んできてくれました。「お料理全部美味しい」「作ってくれてありがとう」「嬉しいよ」感謝の気持ちを次々に伝える内にコックさんが(恥ずかしがり屋だそうです!)「僕が小さい時にこんなの嬉しかったな〜、おいしかったな、と思っていたものを作りました」と教えてくれました。本物のコックさんを目の当たりにしてとても喜んでいました。
食事の後はお楽しみ会です。ですが、ここでちょっぴり反省。あまりにも楽しくなりすぎていくら貸し切りフロアと言えど、目に余る程騒ぎ出したのです。これはいけません。お泊まり保育に来たのは社会的なマナーを学ぶためでもあるのです。子供たちとしっかり約束をしてからお楽しみ会の始まりです。まずは好きな踊り!!気分はノリノリです♪そして先生達による劇『どろぼう学校』です。お話の内容はぜひお子さんに聞いてみてください。