幼稚園の日記(ブログ)

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  2022年7月1日 金曜日

らいおん組では、昨日トマトを守るためにかかしを作って置いていたのですが、今朝トマトの様子を見に行くとカラスにつつかれた跡がありました。しかも、かかしも倒れていました。それに気付いた子ども達は「大変だ!」と大慌てでみんなに知らせに行きました。「朝、トマト見たらカラスが食べた跡があるんよ!」「かかしも倒れとった!」と言うと、すぐに他の子も駆けつけてみんなで協力して直していました。その後も、カラスが近くに来るたびに「トマト取ったらダメ!」とカラスを追い払い自分たちのトマトを守っていました。

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一方、ひよこ前のテラスでは毎日、その日のスケジュールを先生達が書いているボードがあります。そのボードの前にくま組の子ども達が集まっていました。何をしていたのかと言うと、教師が書いた本日のスケジュールを見ながら自分達がしたいことが入っていないと不満に思った子ども達が話し合っていました。実は「踊りを踊る時間が無かった」と教師に談判して入れてもらうことになり、子ども達が考えた保育計画がそこに入ることになったのでした。やりたいことがたくさんある子ども達は、いつどこでするのか相談し合って書いていきます。「踊りはお祭りドッキュンがいい!」「トマトも見に行かんといかん!」と口々に話すと、決まったことをボードに書いていきました。自分たちで保育内容を考える姿は、日頃から色々な経験をし、考え、実行しているみつばっこそのものだなと感じました。そんな子ども達の姿を見守り一緒に楽しみたいと思います。スケジュールを考えていた子ども達のそばのテラスにはたくさんの草履が置きっぱなしになっていました。それに気づくと「この草履も片付けせんといかん。みんなに教えんと!」と言って放送しに行きました。「皆さんにお知らせです。テラスに履物が沢山あります。片付けてください。」と放送し終わった子ども達はどこか誇らしげな表情でした。教師の出る幕が無いほど子ども達はどんな事も自分達で考え、協力しあってこなしていき、毎日毎日成長しているんだなと思いました。

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たんぽぽ組のテラスでは、七夕飾り作りをしていました。先日、七夕の手話を教えてもらった年長児は手話歌を歌いながら作っていました。すると、年少児が「作り方教えて!」とやって来ました。「いいよ!」と言って年少さんでもできる、輪飾りや三角つなぎのやり方を、マンツーマンで優しく教えてあげていました。飾りが出来ると園庭にある笹や、テントなどに自分で飾って嬉しそうに眺めていました。7月7日の七夕当日まで、彦星、織姫を思いながら物語を楽しんだり、笹飾りを作ったりして、夏の夜空に関心を持たせて行きたいと思います。

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