2022年6月23日 木曜日
今日は、昨日と比べ朝から日差しが照りつけ汗がにじむ天候でした。登園時から「あついね。」と言いながら三葉の横断歩道を渡る子ども達の姿が見られました。このような暑い日は魚釣りや水遊びコーナーが大人気です。今朝も子ども達は目を輝かせながら魚釣りや水遊びのコーナーを楽しんでいました。しかし、いつもと違います。教師達の動きを見ながら子ども達は何やら察知したようでやがて、子ども達は園庭に出て大きなバケツに水を溜め始めました。一体どんな遊びが始まるのでしょうか?I先生が子ども達を呼ぶと、バケツに溜めた水を子ども達にいたずらな笑顔で少しかけました。それに気付いた子ども達はI先生に負けじと、フタに穴の開いたペットボトル水鉄砲に水を溜めると、I先生を反撃し始めました。そうこうしていると、ペットボトルを持った子ども達が次第に集まってきて、「水鉄砲大会」が始まりました。I先生をきっかけに、きりん組や他のクラスの子ども達も水を汲んだペットボトル片手にぞくぞくと集まってきました。その様子を見て、他の教師達も集まり、水を汲んでは子ども達に水鉄砲を撃ちます。それにお返しをする様に水鉄砲を撃つと、また子ども達が撃ち返して、その繰り返しで、水鉄砲大会はどんどん盛り上がっていきました。教師達も童心に返り子ども以上に大ハシャギで水遊びを楽しんでいました。教師の子ども達に対する働きかけで、子ども達の興味関心は面白いほど変わっていくのです。子ども達の興味や動きを見ながら、遊びや環境を準備していきたいなと思いました。
水遊びのテント下では、年中や年少児がボールすくいのコーナーで遊んでいました。楽しそうにボールをすくって遊ぶ姿がありましたが、今日はいろいろな形の積み木をつないで、とても長い道を作っていました。昨日のボールすくいのコーナーが進化して、ボールが転がる道にもなっていて、ますます子ども達の発想力に驚かされました。一つ一つの遊びでも十分楽しいのですが、それらの遊びを組み合わせて自分達で遊びを創っていく子ども達の姿を見て、子どもの遊びは無限に広がっていくものなんだな、と感じました。
一方でブランコに乗って遊んでいる子ども達を見ていると、ブランコの近くにあるみんなのトマトが大きくなっている事にMちゃんが気付いて、私に教えてくれました。その様子を見ていたひまわり組のSくんとYちゃんは、ままごとコーナーから大きな容器を探してくると、水を入れて水やりをしていました。幼稚園のトマトも少しずつ大きくなっているので、これから赤く色付いていく様子を子ども達と観察しながら、収穫を楽しみにしたいと思います。