2022年6月24日 金曜日
今朝登園してきた子どもの中には「おはよう」の挨拶と共に「先生ペットボトル持ってきたよ!!」と元気いっぱいの声が多く聞こえました。
荷物を片付けを終えたぞう組のKくんは、固定テントの下に置かれたペットボトルを壊れているものとまだ使って遊べるものとに分け始めました。それを近くで見ていたぱんだ組のOくんと、Yくんも一緒に魚釣りコーナーの魚を分けていました。魚を分けて終わると、テント下の水遊びコーナーや園庭で元気に遊んでいる子ども達が多くいました。
ぱんだ組のRちゃんと、りす組のKちゃんとHちゃんがペットボトルに水を入れると、横一列に並んで「せーの」の掛け声とともに水を出し始めたのですが、Kちゃんのペットボトルから出る水は他の二人と違って遠くまで飛んでいかず手前で落ちてしまいます。「あれー?Kの水だけ飛ばない」「Kちゃんギューってした?」などの会話が聞こえてきました。「どうして飛ばないんだろうね?」と一緒に考えていくと、ペットボトルが硬くないのではとか入れた水が少なかったのではないかなどの問題が出ていました。その後も、ペットボトルのキャップや容器を変えてどうしたら遠くまで飛ぶのか試行錯誤が続いていました。
水遊びコーナーでは、すみれ組のKくんが魚釣りをしていましたがなかなか釣り針が魚についている輪の中に入りません。そこで近くにいた年長児がしていることを真似て、慎重に竿を動かしてみたり両手で持って安定させてみたりして、ようやく釣り上げた魚は袋に引っかかって釣れたのでした。Kくんは釣り上げた魚を見ながら「あれっ?」とした表情をしていました。その後は、容器の割れ目や網にかけてどんどん釣り上げていき、釣った魚を入れていたバケツがいっぱいになろうとしたその時です。ついに魚についている輪の中にうまく針が入って正しく釣れたのです。Kくんはどうだと言わんばかりに釣り上げた魚を見せてくれました。
今三葉幼稚園では、沢山の野菜や生き物が育っています。今日はこの前レインボーファームの方から田んぼの土をもらって来て、年長児がいねを植えていたバケツの中にタニシがいるのをひつじ組の子ども達が見つけて飼い始めました。この夏は、今までにない程様々な命にふれる事が多く子ども達と命の大切さや育てる大切さを一緒に学び経験しています。コロナ禍は、自然から沢山の学びを与えてくれ自然と共に育ち自然から命の大切さを学びました。
保護者の皆様にこの場を借りてお願いします。今年も昨年から大流行しているペットボトル水鉄砲遊びはまだまだ終わりません。昨日も本日も気温は急上昇。水遊びで水びたしになった子ども達は着替えます。着替えの中には、厚手の物もあり熱が体にこもります。申し訳ありませんが、熱がこもらない薄手のTシャツ類と短パンを持たせて頂きたくお願い致します。