2022年6月6日 月曜日
今日は、雨が降っていたので教師達がテントの下でアスレチックができるよう準備をしていました。すると登園してきた子どもたちが、いそいそとバケツやタライを持ってきて、テントから落ちてくる雨水を集め始めました。とても楽しそうに友達とタライを雨水の流れに添って移動したり、水くみ遊びに発展させたりつながっていくことに満足していました。
そして、今日は歯科検診がありました。長谷川歯科の先生が一人一人優しく子供を迎えて、ていねいに検診してくださっていました。子ども達は自分の番になると、まず初めに元気いっぱいで自分の名前を言い、次に「お願いします」と言うと、歯のチェックをしてもらいます。自分の名前を言うのが恥ずかしい子もいますが年長さんは大きな声で堂々とあいさつをして、名前を言ってお礼を言う流れがきちんとできていて、さすがだと思いました。長谷川先生は、どんな子にも笑顔で対応して下さっていました。一番初めのぞう組さんでは、待っている間にマスクを取り、間を空けて静かに座って待つことができていました。大好きなお友達とくっついたり話したりするところですが、コロナのお陰(?)で間隔を上手にとって、きちんと座って待っていました。
次は年少組すみれ組さんです。先程のぞう組さんとは違い、少し緊張していました。「次は誰の番かな?」と不安そうな表情の子もいましたが、ほとんどの子が泣かないで受けることができました。元たんぽぽ組のKちゃんは口を開けるのが怖くて少し暗い表情をしていましたが、終わると何でもないような表情でマスクを付けていました。終わった安心感から喋ってしまう子もいるかな…?と心配しましたが、そんな心配は無用でした!なんと、すみれ組さんは歯をみてもらうと、「ありがとうございました」としっかりお礼を言うとすぐに黙って列に並びマスクを付け、誰も何も言わなくても座って待ち始めたのです。名前を言い、返事をして、じっと待つ。3歳児がそれを当たり前にしている姿に私は感動してしまいました。必要な時にマスクを付けたりはずしたりを自分で出来るのも、コロナ禍のなかで身に付けた習慣なのです。
ひつじ組さんでは検診が終わると、お部屋で歯についての紙芝居を読むと、すごく真剣に見ていました。歯科検診が終った後、すぐに記憶が新鮮な内に紙芝居を読む事で、より自分の歯について考え、大切にしなければならないと感じられたのではないかと思いました。