2022年5月29日 日曜日
先日から使用許可が出たさんさんらんどで、のびのびと楽しそうに遊ぶ幼稚園児たちを羨ましそうに保育園児が見ていると、「ひよこさんもどうぞ」と古森先生が声をかけてくれました。翌日子供達にそのことを伝えると大喜び!少し登った所にある汽車の遊具で遊びました。乗り物が大好きなI君は「ぽっぽ!ぽっぽ!」と大興奮。トンネルの小窓から「バァ!」と顔をのぞかせる子、普段とは違う風景を不思議そうに眺める子、坂やネットなど色々な登り方に挑戦する子と、思い思いに楽しんでいました。吊り橋が怖い思いと滑り台を滑りたい気持ちで葛藤して固まっていたUちゃんも、意を決して進み始めました。鎖をギュッと握って一歩づつゆっくりと足を出していきます。渡り終えると安心した表情で楽しそうに滑り台を滑っていました。最後は幼児用の波型の広い滑り台で山を降ります。一人滑ると「私も!」「僕も!」と前に出てくる子供達。保育教諭の話をちゃんと聞いて、けがをしないように一人づつ順番に滑りました。最後まで楽しいさんさんらんどに、「よーい、どん」でお部屋に帰る子供たちの顔はとても満足そうでした。
気温が高くなり夏日となった日、子供達の大好きな水汲み遊びをしました。ひんやりと冷たい水に手を浸けて「キャ~」と歓声を上げる子供達。最初はゼリーのカップやペットボトルを手に取って水汲みをしていました。そのうち、S君はもう一つ容器を持ってきてあけ移しを始め、こぼさないよう真剣なまなざしで取り組んでいました。K君はスプーンを持ってきてカップに水を汲み、「ジュースどうぞ♪」とごっこ遊びをし始めました。その隣では水の入ったカップを「カンパーイ」とお友達とぶつけ合いやり取りを楽しむ姿も見られました。Sちゃんはジョウロに入れた水を砂地まで運んで泥場を作り、ピチャピチャとその上を気持ちよさそうに歩いていました。水は魔法のように子供達の興味を誘い数え切れない程の遊びが生まれます。これからまだまだ暑くなるので積極的に水遊びを取り入れていきたいです。
4月の終わりに植えたトマトの苗は黄色い花をつけて背丈も伸びてきましたが、れもん組のトマトは葉が少し丸くなり元気がないようです。そこで、米のとぎ汁をあげることにしました。ジョウロにとぎ汁を入れていると、「やりたい!」と子供たちが来てくれました。トマトの元気がないことを伝え、「大きくなぁれ」と声をかけながら水やりをしました。自分達が食べているトマトの成長を、毎日間近で見ることができる貴重な期間を最大限に活かし、植物に興味を持ったり、野菜が苦手な子にも食べたいと思ってもらえるような楽しい期間にしたいと思います。又、自然は瞬間瞬間、色々な様相を見せてくれます。様々な自然を見逃さず、子供達とかかわり、感じていきたいと思います。