2022年5月26日 木曜日
今日の天気予報はくもり後雨。雨が降る前の午前中は涼しく、子ども達は園庭を元気いっぱい走り回ったり、アスレチックに挑戦したり、自転車でトラックを散歩したりと楽しそうに遊んでいました。
砂場では、きりん組のKちゃんが「お山を作ろー!」と友達や教師を誘って、スコップでせっせせっせと砂を盛っていました。そしてKちゃんが、ただのお山じゃつまらないなと考えていると、「うさぎ山にしよう!」と思いつきました。耳にぴったりの長い葉っぱを見つけてきて耳にし、クルンと曲がっている木の枝を2本見つけてきて口にして、ヒゲは材料が見つからなかったので手で描きました。年長児が協力して「うさぎ山」が完成すると、「穴を掘ってトンネルを作ろう!」とくま組のHちゃんが提案し、両サイドから小さなスコップを持って掘っていきました。「まだ手が見えない」「Kちゃんの手と握手できないよ」と言いながら根気強く両側から掘っていました。Hちゃんが目印に穴の中間に入れていたしゃもじが見えるとみんな大喜び!「やったー!」「つながったね!」と嬉しそうにしていました。穴の中にホースを入れると長いトンネルの出来上がりです。最初はジョロで溢れないように少しずつ水を入れていましたが、きりん組のRちゃんがペットボトルに水を入れて流すと、早く水が流せることに気付き、効率よく水を流してプールを作っていました。
まわりにいた年中児、年少児は、年長児が山のトンネルで水路を作っているのを見て、自分達なりに真似をしている姿がありました。ひまわり組のS君は、ホースの小さな穴にやかんで水を流して水が出てくる様子を楽しんだり、ぱんだ組のA君、りす組のY君は山にスコップを2つかけてトンネルにしたりと工夫をして楽しんでいました。年齢によって遊び方も違いますが、お友達の遊びを真似しながらそれをヒントにして更に遊びを展開する様子を見て、子ども同士が育っていくものだと頼もしく思いました。今後の遊び方にも注目していきたいと思います。砂1つでこんなにも遊びこめて、工夫次第で何でも作れる砂場はやっぱり人を育てる素敵な遊び場だと思いました。